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パーカッショニストには手を出すな!(3)

齋藤飛鳥と「映像研には手を出すな!」編

 
勘の良い方は気が付いているかもしれないが、本稿のお題「パーカッショニストには手を出すな!」には元ネタがあって、それは私の好きな漫画の題名「映像研には手を出すな!」である。

まず最初に、「映像研」になぜはまったかを簡単に言うと主人公たちに共感できる点が多くあるからである。

「映像研には手を出すな!」は三人の女子高生がアニメーション作りにのめり込んでいく漫画である。

主人公の一人、アニメーターの女の子がこう言う。
「私はチェーンソーの刃が跳ねる様子を観たいし、そのこだわりで私は生き延びる。大半の人が細部を観なくても、私は私を救わなくちゃいけないんだ。動きの一つ一つに感動する人に、私はここにいるって、言わなくちゃいけないんだ」
noteに文章を書く者として、また、本業のITエンジニアとして、つまりはクリエーターの端くれの心に響くセリフだった。
そして「神は細部に宿る」という界隈では良く知られた言葉を思い出す。それが具体的に良く言い表されているセリフだなとも思う。

それと、もう一人のマネージメント担当の女の子のセリフ。
「求めた以上に解説されるのは苦痛です」
これは、私が時々、イライラする原因の一つでもあるので、ぶんぶん首を縦に振って共感してしまった。

それで「映像研」が、パーカッショニスト(ドラマー)と、どう繋がるのかと言いうと「映像研」には、原作の漫画の他にアニメ版・実写ドラマ版・映画版がある。主人公の一人、浅草みどりを実写ドラマ版・映画版で演じているのが、齋藤飛鳥さんである。アイドルグループ・乃木坂46のメンバーであり、女優、ファッションモデル等マルチに活躍されている。

「映像研」の実写版を見た時に割と違和感なく見れて好感を持った。特に迷彩柄のハットを被っている浅草みどり役の、この魅力的な女優さんは誰だろうと気になった。元々、大人数アイドルグループにはそれ程興味が無かったので、これがきっかけで初めて名前と顔が一致したのだった。

 
ここまでくると、もうお察しと思うが、齋藤飛鳥さんが今回取り上げるパーカッショニスト(ドラマー)である。

ドラムを叩く齋藤飛鳥さん

ドラムは趣味との事らしいが、前にyoutubeで見た彼女の叩きっぷりはなかなかのもので随分前からやっていた人だと思っていたが、割と近年になってから始めたようだ。

そして、OKAMOTO'Sのベーシストであるハマ・オカモトさんと齋藤飛鳥さんの音楽トークバラエティ『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系)は、最近のお気に入りのTV番組である。見ればわかるが、なかなかマニアックな音楽ネタが満載である。
見た目の可愛さと緩いトークとドラムの叩きっぷり、それぞれのギャップが面白くて気が付くとお気に入りの人になってしまった。

『ハマスカ放送部』ベース×ドラムでセッション

今回も言っておくが、なんか番宣みたいになってしまったけど違うから。 
 

前編の「ファーストサマーウイカと楽器屋巡り編」でも書いたが、楽器やってる人間のツボみたいのがやっぱりあって、内輪話などは大好物である。


 
最後におまけで、齋藤飛鳥さんのドラマーぶりは乃木坂46のこちらのMVでも見ることができる。

 
ああ、なぜか後で気づいてしまう。また今回も、お気に入りの女性は、パーカッショニスト(ドラマー)だった。これも宿命なのだろう。

もう生涯、縁は切れないらしい。

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