ブルーGT

小説を書きます / BABYMETAL(YMY)、RINGO MUSIC-王林-J、島崎遥香(ぱるる) 、 F1中継&ビールが好き / 音楽好き / ツンデレに振り回される人生 / 青森県在住

ブルーGT

小説を書きます / BABYMETAL(YMY)、RINGO MUSIC-王林-J、島崎遥香(ぱるる) 、 F1中継&ビールが好き / 音楽好き / ツンデレに振り回される人生 / 青森県在住

マガジン

  • エッセイそしてときどき不思議な話

    最近思ったこといろいろ、そして過去にあった事を思い出して書く

  • 短編小説まとめ

    短編と掌編をまとめました。

  • 詩まとめ

    詩をまとめました。

  • ブルーの日記

    たぶん毎日は書かれない

  • 音楽記事まとめ

    音楽の記事をまとめました

最近の記事

ほぼまんまる

月がきれいでした。 山の温泉に浴っての帰り道。 久しぶりにユーミン聴きながらドライブ。 心地よさってこの頃、こういうのだったりします。    良いですねえ。 ではでは。    

    • 飛蝗

      ととのったトノサマバッタとびたった     なんかちょっと書いてみたくなったもので...…。ではでは。  

      • 【掌編】『月を待つ』

        月が起きる前に僕は出かけた。日が暮れた頃、仕事を終えて帰った家に月はもういなかった。 月は僕が帰る少し前に出かけるのだ。夜の仕事は割が良いらしい。家計の大部分を月が担っていた。 ある日、帰ると月からの置き手紙があった。 『何か欲しいものはありますか?』 『欲しいものは、月。今度いつ会える?』 ほどなく迎えた三日月の日、深夜に大きな地震があった。 月は不在だった。朝になっても帰らなかった。 仕事に出かけるの止め、家の前に座り込んで待った。 三日三晩待って、待ちくたびれ

        • 【掌編】『ラップはやめて』

          娘は、まだ大きすぎるランドセルを放り投げると笑顔で何度かジャンプした。彼女のお気に入りの『オーストラリアのおばさん』が、遊びに来ると知ったからだ。 「ねえ、おばさんの好きな食べものは?」 それは、ごく自然な問いかけだった。  ◇ お気に入りの食べもの、--明石焼き、麦とろ...…それから、チーズで日本酒をやるのも好きだ--。それは、君の好きなもので、いつからか僕も好きになっていた。 初めて食べたのは君と一緒だった。君は新しいスキに感応するアンテナを持っていて一緒にい

        マガジン

        • エッセイそしてときどき不思議な話
          57本
        • 短編小説まとめ
          60本
        • 詩まとめ
          23本
        • ブルーの日記
          14本
        • 音楽記事まとめ
          16本
        • RINGOMUSUME(りんご娘)まとめ
          9本

        記事

          【ショートショート】『バンドを組む残像』

          ホーンセクションのオーバーダブが一通り終わったところでスタジオを出てロビーでくつろぐ。バンド側の録音は、ほぼ終わっているのだろう。今日、ここに来ているメンバーはボーカルのケイぐらいだ。僕らスタジオミュージシャンに挨拶をして回る。 「めちゃくちゃカッコよかったです。ありがとうございます」 僕の前だけは知らんぷりで素通りだ。僕がちょっと顔を顰めたのをケイは気づいたかも知れない。親愛の情を示すつもりならば、相変わらず少し意地悪で回りくどい。 束の間の談笑が終わり、誰も居なくな

          【ショートショート】『バンドを組む残像』

          【ショートショート】『可愛い子には変化をさせよ』

          蛍は、いくら言っても髪を伸ばさなかった。 「明日、髪切ってくるね」 ベッドの上には週末夜のなりゆきで求めあって果てた僕らがいた。 「似合うと思うんだよなあ、長い髪」 「だったら別の子をあたってよね」 黒髪ロングストレート、そんな子と付き合ってみたいとずっと思っていたのに、どういう訳か巡り合った相手はことごとく短い髪形だった。蛍にしたっていい具合に伸びてきたと思ったらこれだ。くりんくりんの瞳と、もちろんボサボサ頭だって密かなお気に入りだけれど。 ☆ 週明けの勤務は楽

          【ショートショート】『可愛い子には変化をさせよ』

          蜂と戦っていた #呑みながら書きました

          プロフィール欄に書いてある通りF1中継を見ながらビールをやるのが至福の時なのであるまうs。今週待つはシンガポールグランプリ。今日は練習走行と予選がある。中継開始ととっもにこいつを開けてました。 呑み書き、今回も参加させていただきます。 つい先日ヘッドフォンのイヤーパッドを交換した。かれこれ、し五年は使っているのだがパッド部分がぼろぼろになっていたのだ。通販で数量1で註文したのだが、ああ注文か?、、届いたのは本当に一個で片耳分しか入ってなかった。間違いと思ってよくよく確認し

          蜂と戦っていた #呑みながら書きました

          いつかきた道

          ああ そうだよ そこは...…  愛車の累計走行距離がゾロ目になった。数日前に、もうそろそろだなと気が付いていたのだが、そこまで気にしていなかった。だいたい、いつもゾロ目を少しオーバーしたところで気が付いて、あらら見逃したわ、でお終いなのである。今回も、そうなってしまいそうな予感がしていたし、数字が揃ったところで取り立てて何をするわけでもない。  それが今回ちょっとお出かけからの帰り道、ふと累計走行距離メーターに目が行ってしまった。「111106」。ゾロ目の5km手前の絶

          いつかきた道

          【詩】『Ladybird』

          海と風を口実に あの娘を誘ってみた 成功するとは 思いもしなかった 三連休の最終日なのに デートに引っ張り出せるなんて 長い付き合いの彼氏が いるってのは嘘なのか それともこれしきでは びくともしないほど そいつと固い絆で 結ばれているのか デートに応じてくれたのは ただの気まぐれか 猫の首に鈴をつけるのは 僕の役目じゃない でもさ 一度は勇者になってみたい ピエロでもいいんだ うまくいったら もうぜったい離さない それぐらい好きなのは 嘘じゃないから

          【詩】『Ladybird』

          【詩】『Street Life』

          あいつのnoteなんて見なきゃよかった   また、あの子を思い出してポエムなんか書いてるんだね こんなこと言える立場でもないけどさ そんなだから、フラれるんだよ   渋谷のね、誰もいない いつもの通りにいるよ      

          【詩】『Street Life』

          【詩】『夜散歩』

          夏は夜 ゆらりゆらりと歩きだす 夜の帳のその中へ   どうせあなたはあの娘のところ  ゆるりゆるりと参りましょう ほのかに光る赤提灯     こちらからお題をいただきました。    

          【詩】『夜散歩』

          最近見た夢 #椎名ピザさんは悪くない

           中学二年のある日の放課後。この頃やけに馴れ馴れしく寄ってくる浩とだべっていた。気になる女の子No.5(ゴメンよ)の史恵が僕の前の椅子に横向きに座りこっちに向き直った。 「マキがあんたのこと好きって言ってるけどさ、どう?」  マキはNo.2だ。自分の中の天使と悪魔が葛藤する。 天:『No.1じゃないけど、すっげえ好きだよな』 悪:『おまえ妥協すんのか』  マキと同じ陸上部の浩が今にも泣きそうだ。 「おまえなんとも思ってないよなっ、なっ!」  そうか、浩、こいつ...…。 「史

          最近見た夢 #椎名ピザさんは悪くない

          男は黙って #呑みながら書きました

          今日の一敗目はこいつです。 「男は黙って」と言えばクールポコを思い出す人が多いかもしれない。「な~~~にい~やっちまったなあ~!」のあれである。あまり知られていないかも知れないがこれには元ネタがある。サッポロビールのれれビCMである。このCMに出てたのは三船逸郎ああ、いや三船敏郎である。じぶんzう随分前のCMなのでもう知らない人も多いかも知れないが、当時は結構流行ったものだった。 うわ、探したらあったよ! などとビールねたはそのぐらいにして、さきっきまでnoteの記事を

          男は黙って #呑みながら書きました

          クマが歩き回っているらしい

          とうとうここら辺にもやって来たようで。 こいつのおかげで騒がしくてしょうがない。 警察車両が拡声器で「不要不急の外出は控えて下さい」などといいながら連日、巡回している。 目の前の茂みから出てきそうな気がしてコワい。ちょっと警戒しながら買い物に行ってきた。 熊にしてみりゃあ迷惑なのは人間なんだけどね。 さっさとお山に帰ってちょうだいよ。    

          クマが歩き回っているらしい

          【詩】『あの娘のカレー』

          ふと思い出して食べたくなるカレー あの娘のお手製のカレー カトマンズからやってきた 不思議なカップルに招かれて 一緒に食べたあのカレー レシピを教えてもらってからは あの娘のカレーになったのさ 喧嘩しちゃった明くる日に 黙って出てきたあのカレー ちょろい奴だと思わせて カレーをいただく作戦さ 何度目かの大喧嘩 とうとう愛想をつかされて 腹ペコ歩く寒空の下 カレーの切れ目が縁の切れ目 漂う香りも絶えはてた やっぱり食べたいあの娘のカレー 今もどこかの空の下 食べてい

          【詩】『あの娘のカレー』

          魔法使いの弟子

          私は「魔法使い」である。 「魔法使いの弟子」とは何を意味するか? 私の弟子の呼び方である。まだ見習いであり、正式な魔法使いとは言い難い。この先、修行を積めば彼も魔法使いと認められるだろう。 では「魔法使いの兄弟子」は何を意味するか? 私が師匠に弟子入りした時、それより先に弟子入りしていた魔法使いの呼び方である。今や、どちらも魔法使いである。 それから、私には二人の弟子がいるが、先に弟子入りした方を何と呼べば良いだろう? できれば「魔法使いの~」としたい。 「魔法使いの

          魔法使いの弟子