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君はいつもつるんでいた友達の妹で 僕が君の兄貴の友達だったころ まったく行き場のない僕らは くたびれた僕の車に揺すられて 海を見に行ったよね 水筒の蓋についていた方位磁石を頼りに とにかく東に向かって走ってさ まったく行き当たりばったりの僕らは いったいどこに行き着くかなんて 気にもしていなかった 人気のない海辺で君の肩に手をおくと そうするのが当たり前だったみたいに ふんわり抱きつかれて きらきらの海をずっと眺めてた 永遠にこうしちゃいられないって 思い