【仕事日記】2020/11/16 オフィスの乾燥対策どうしてますか?
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今日はオフィスを職場巡視している時に湿度に関する相談を受けました。
どうしても冬は乾燥する季節ですが、なぜ産業医がそんな相談を受けるかと言えば、法令で温度や湿度の基準が示されているからです。
事務所衛生基準規則(事務所則)という規則で、温湿度に関しては「気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない」とされています。
湿度が低い冬のオフィスでは、夏と比較して「手や足の冷え」、「皮膚の乾燥・かゆみ」、「くしゃみ」、「せき」、「鼻水・鼻づまり」、「のどの痛み・乾燥」の訴えが有意に高い割合だったという調査もあり、これらは乾燥が一因となっているものと考えられます。
対策となると加湿器くらいしかないのが現状ですが、使い方には要注意。
加湿器のタイプによっては清潔に保たないと細菌が繁殖し、部屋内にばらまいてしまう可能性があります。これを避けるため会社で加湿器を使用する際は以下にご注意ください。
・給水タンクの水は毎日取り替えて、継ぎ足しはしない
・タンク内をこまめに洗浄する
・使用しない時はタンク内の水を抜き、乾燥させる
上手に湿度対策を行って職場で体調不良とならないよう気をつけましょう!
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