ゆるスポーツを語るだけ
みなさんこんにちは。
大杉です。
私の夏休みは後1ヶ月半くらい(教育実習はありますが)残っていますが、小中学生の夏休みはいよいよ終わろうとしています。
追記:投稿するくらいにはもう小中学生の夏休みは終わってました。これからは頻度回復します、、、
指導で会う子どもたちに、「夏休み何したの?」と聞くと、夏祭り、花火、海外、親戚の家などなど、、、非常に充実した夏休みを過ごしてそうでした。
さてそんな中私はというと、部活、バイト、インターン、新潟一人旅、3日だけの帰省、教育実習の準備と、ザ・大学生という感じの夏休みを過ごしております。
今日のお話は、その夏休みの中でも行った「ゆるスポーツ」についてのお話です。
これまで話にはちょこちょこ出していましたが、改めてどんなものなのか、詳しくみていこうと思います。
ゆるスポーツとは?
さて、まずゆるスポーツとはどんなものなのでしょうか。
以下にちょこっとサイトの文面を抜き出させていただきます。
ゆるスポーツ協会のコンセプトをそのまま引用した文章ですが、ざっくりこんな感じです。
まずもうこのコンセプトに素敵な点がたくさんあります。
まずは誰もが楽しめる新スポーツ。
ここでいう「誰も」とは、記載されている通り年齢・性別・運動神経に拘らないのはもちろん、障害のあるなし、運動の向き不向きも完全に関係ありません。
「スポーツ弱者」とは、運動を週一回以上行っていない人のことです。超高齢社会である日本では、運動を定期的に行っている人は減少してきています。
だからこそ、そういった「運動をあまり行わない人」に向けて、「勝ったら嬉しい」「負けても楽しい」スポーツとして作られているのが「ゆるスポーツ」なのです。
あなたのスポーツ
さて、このコンセプトに気になるワードがもう一つあるかと思います。
それは、
「あなたのスポーツが、必ず見つかります。」
という文章です。
この言葉の意味について、少し深掘っていこうと思います。
ゆるスポーツには、現在100以上ものスポーツが存在します。
ただ、そのスポーツ全てが誰しもにできるというわけではありません。
例えば100cm走。100cmをいかに遅く走れるかを競う競技ですが、当然走るわけなので下肢を使います。
下肢の不自由な人がこのスポーツをできるか、と言われればそうとも言い切れません。
じゃあ下肢の不自由な方はゆるスポーツができないのか、と言われればそういうわけでもありません。
そこで紹介したいのがイモムシラグビーです。
イモムシラグビーは、芋虫のような専用のウェアを見に纏い、匍匐前進でラグビーを行うスポーツです。このスポーツは、下肢に障がいを持つ方でも楽しんで取り組み、ヒーローにもなれるスポーツです。
といったように、ゆるスポーツにはそれぞれに適した人、輝ける人が違います。
私なんかはバスケットボールは得意ですが、ゆるスポーツの「ベビーバスケ」は下手で足手纏いになってしまったこともあります。笑
これが、先ほど紹介した
「あなたのスポーツが、必ず見つかります。」
なのです。たくさんのスポーツの中から、ぜひみなさんに合ったゆるスポーツを探してみてください。
ゆるスポーツの意義
さて、ここからは私の思いを綴らせていただきます。
超超個人的にですが、私自身ゆるスポーツに15年前に出会っていれば、もっと人生がスポーツ色に染まっていたんじゃないかと思います。(15年前とか自分で言ってて歳を感じました。)
私が現在こんなにスポーツを好きになれているのは、高校時代に出会ったハンドボールの影響です。
ただそれは、たまたま離れた場所に高校から行ったからであって、おそらくずっと地元に残っていれば今と違う進路を辿っていたと思います。
というのも、地元は田舎すぎてスポーツをする環境が整っておらず、野球しか選択肢がなかったことから野球をとりあえず始めた、というお話はこれまでも何度かさせていただきました。
当時の私はまだそんなにスポーツが好きではなく、とりあえず野球はやっとこうというくらいでした。(あとサッカーのキーパーだけは楽しかったです。)あと体型的にも身体能力的にも運動は苦手でした。
そんな時に、例えば地域の交流イベントやスポーツイベントなどでゆるスポーツを知っていたら、もっとスポーツが好きになっていたと思います。
当時の私はとにかく足の遅さや身体能力の低さが目立ち、スポーツを人前ですることや競技会、大会などが大嫌いでした。
でもゆるスポーツは、そんな人にも勝てる可能性が大いにあります。むしろ何か一つの競技において他の誰よりもずば抜けた記録を出すことさえあります。
例え一度のイベントでは見つからなくとも、世界にはこんなにもたくさんのスポーツがあるんだ、と気づくきっかけになるというスポーツの入り口としての役割も、ゆるスポーツは持っているのではないかと私は考えています。
スポーツの可能性
というわけで、毎回スポーツの話をすると締めがなんか壮大になってしまうのですが、とにかく伝えたかったのは
ゆるスポーツは面白い!
スポーツの可能性は無限!
ということです。
私は高校でスポーツが好きになって以降、人生の大きな軸である仕事、趣味にスポーツをドンと置きたいくらいにはスポーツにハマっています。
勝ち負けだけじゃない
ただ、ここだけの話大会や試合はあまり好きじゃないです。これは前にちょっと話したかもしれません。
スポーツにおける重要な要素に競争性、勝ち負けはもちろんあります。多くのアスリートは、その「勝ち」を求めて自分と、そして周囲と戦っています。それがスポーツの求心力となっていることは、オリンピックやパラリンピックが盛り上がりを見せていることからも自明です。
ですが、それだけがスポーツの楽しさではないということもぜひ知っていただきたいです。
上手くなければスポーツを楽しめないのか、勝てないと楽しくないのか、まっっっっっっっったくそんなことはない!と思います。
今ができていないというわけではありませんが、スポーツはもっと当たり前に、もっと身近に、誰しもが行うことのできるものであるべきだと思います。
今スポーツが嫌いな人でも、きっと好きになれるスポーツはあると思うし、実際私はそれで人生がわりと変わっている人間です。
最後が長ったらしい文章になってしまいましたが、ゆるスポーツがスポーツを好きになるきっかけになってほしいし、それ以外の場所でも、スポーツを好きになれる環境がもっともっと広まってほしいです。というのが私の想いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
最後に私のゆるスポーツを知るきっかけになった競技で、かつ好きなゆるスポーツ(実はまだやったことないです…)をおいて終わりにします!
それではまた!
参考サイト
世界ゆるスポーツ協会
https://yurusports.com
最終閲覧日:2024.9.2 21:18