考える能力は、作業よりも10倍大変!!
サービス業、ホテル・オーベルジュでは日々の企画に頭を悩ますことが多い、多枝にわたり人数が忙しい宿泊施設ではどうしても分業になるが、いつも摩擦は起こる、企画担当者が立てた企画と現場(調理人・サービスマン)の葛藤は絶えない。「なんでそんなことやらなければならないのだ?」トップダウンのホテルほど企画担当者は板挟み状態になる。時間をかけて折衝しながら組み立てるのに2、3か月などすぐに立ってしまう。よほど有能な人間でなければばスムーズに業務は運ばない。時間ばかり経って何も進まないケースも多い、これらがにできれば誰も苦労はしない。大きい組織ほど管理職が幅を利かす、人使いが上手い人もいるが、口だけの人も多い。そんな上司など折り合い付かず辞めてしまうのが多いのがこの業界でもある。今ある組織をゼロから作りあげるのは朝から晩まで動くのとは別次元で考えないといけない。ゼロからイチを生み出すのは脳が沸騰するような思いだ、ある意味できたものを改革していくのは現場にお任せがいい。前例がないものをやる事はとても勇気がいるもの、それを実行していくのは偉大だ。宿泊業(オーベルジュ)とレストラン業務の大きな違いとしては顧客の管理緊張感おおよそ19時間とレストランは3時間。。顧客が3時間しかいないのと、19時間寝泊まりしてその緊張感は宿主としては神経が疲れる。夜中気分が悪くなり救急車・・空調の音がうるさい。。部屋の掃除が行き届いていない。なんて電話がかかるからだ。その分顧客との親密な時間は構築しやすいが、働いている方は神経の消耗戦だ。だからこそ勤務形態を分けるのだがサービスとホスピタリティ界がないのがこの仕事!一度現場から離れるか、離させるかしないと肉体的よりも精神的に参ってしまうもの、ヒューマンビジネスは食事サービス時間が1番楽しいしやり甲斐もある。あとはひたすら準備だ。今勤務しているのは先人が時間をかけて作った賜物だ。長い時間を掛けてできたサービススタイルはいい意味で伝統!悪い意味ではマンネリ、常に生々している活気あるサービスマンは変革をしてきた人!疲れ切っているサービスマンは同じ事しかしなかった人の結果とも言える。サービスの「質」でそこの施設の感想やイメージが変わってしまう怖い業界だが、半分はその時の「運」でしかない、
これは致し方ない事だがそこを発見できるのがコミュニケーション能力でしかない。お互いが高め合えればこんな楽しい事はないのだ。
次回ー宿泊業は 社会の縮図。。世の中がわかりやすい。
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