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これからのソムリエの需要はこんな感じ?

ワインを知りたい欲求から、楽しみたい欲求へ、楽しみたい欲求から
感性と同調する飲み方に変わってきた。
今の時代は「体験」が1番の需要になりつつある、
ある程度ワインでも日本酒でも飲み込んできた人たちは
今その場合にある液体をどのように感じられるか?お客たちは
そんな自分の味覚をどのように満足させてくれるか?
ワインのサービス方法にも注目が集まるところだが
同じワインでも人に合わせるやり方にも追随される。
汗をかいたらビールよりも水、
水でも冷えているのか?ぬるいのか?
糖質の多いワインは良いのか?
防腐剤の多いワインは大丈夫か?
オーガニックワインだけど不味いけど体には良いとか?
ワインとは関係ないところまでその嗜好は伸びている。

ソムリエの試験を受けたい人は山ほどいるが、
現在資格そのものに興味を持つのは飲食店ではなく

古いワインがいいとは限らないが、古い方が当たった時の感動は大きい

一般の会社の人たちになりつつある。自分の家でワインを用意して、料理をしてサービスする、グラスのレンタルも好調だ、家にいながらにしてリーデル級のグラスがレンタルできる。しかも洗わなくても良い、
もちろん割ったら一定数のペナルティはあるがリスクと時間を考えたらあり。

健康的にアルコールを飲もうと思ったら「健康的なアルコール」を飲むほかない。健康的とは確実に美味しいワインではないが、作り手の情熱を伝える以外に
どんなことができるのだろう?と考えさせられる時代にも。。
「ソムリエさん今日の料理にはどんなワインが良いですか?」さてさて。。
もうセオリー通りの時代ではないな。。
結局楽しく飲まないとアルコールは飲めない・・楽しいとマナーの境目が難しい

1982年のクロドヴージョ(世間一般の評価とは対照的に感動的だったー)

付加価値思考サービスマガジンVOL2

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