差別はたいてい悪意のない人がする
【書籍紹介】 キム・ジヘ(2021)『差別はたいてい悪意のない人がする』大月書店
この本は、著者の講演会での体験から語られるところから始まり、それをもとに現在の韓国社会で起きている差別の権力関係の構造やそれぞれの問題に対してのアプローチの仕方などについて書かれている本である。さらに、マジョリティ側からは見えづらく、無意識的に持っている特権について韓国の事例を用いて詳しく説明を行っている。そのため、差別について知るための第一歩としての本に最適である。
次に章ごとの内容と事例につ