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たったひとつの拠り所としている考え
20日で緊急事態宣言が解除されることが決まりましたので、
宣伝活動として続けてきました、この「note」も、いったん終了となります。
読んでくださった方、また、読んで実際にご来店くださった方、誠に有難うございました。
今回の緊急事態宣言は、時短営業だけでなく、酒類の提供の取り止め要請など、我々飲食店にも、ご利用いただいているお客様にも、大変厳しいものとなりました。
飲食店の中には廃業されたところも、少なくありません。(それもひとつの賢明な選択だと思います。)
実際、当店でも、こうしたSNSでの宣伝活動などに努めましたが、残念ながら、開店以来20年で2回しかなかった、「ノーゲスト(来客数0)」の日が、一週間のうちに2回もあるということが、度々起こりました。
そんな中でも、うちの店が、なんとか営業を継続している、たったひとつの拠り所としている考えが、
「一年半前は、こんなこと誰も予想していなかった。」
と、いうものです。
これは、裏を返せば、
「一年半後も、どうなっているかなんて誰にもわからない。」
と、いうことでもあります。
行き先の見えない状況で、気持ちが暗くなるのは、充分理解できます。
ただ、この先ずっと、このままということはまずあり得ません。
元の世界に戻るのか、
さらに状況は悪くなるのか、
あるいは、より良い世界が待っているのか、
それは、「誰にもわからない」のです。
元来、僕はあまり頭の良い人間ではありません。
特に、先の予測などというものは、最も苦手とする分野です。
でも、頭が悪いのも考えよう。
出来ない予測などせずに、今出来ることに集中する。
そんなつもりで、この宣伝活動をしていました。
そして、この「note」を通じて、こんなにも「文章を書くこと」を欲している方々がいるということを知ったのは、思いもよらぬ収穫だったことは、言うまでもありません。(皆さん、本当に凄い!!(笑。)
もう二度と緊急事態宣言が出されるような状況にならない事を、切に願いますが、どんな時でも「言葉」は、支えになり得るのだな、と感じた期間でした。
それでは、
最後に、プロフィールにも書いたことなのですが、
「明るい世界が戻った時に、今よりもたくさんの人が来てくれますように。」
拙文失礼いたしました。
お身体大切に。
追伸:
しばらくの間、コメント欄をオープンにしております。
ご質問などございましたら、お気軽にどうぞ。
(お答えできるかどうかは、分かりませんが。)
BAR ground line 店主 吉田健吾
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