オナ禁報告書:800日目

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この100日間を振り返る

今週でオナ禁800日を経過したので、この100日間を振り返りたいと思う。
700日を経過したあたりから、久しく感じていなかった「ポルノ見たい欲」が久々にやってきた。ちょうど仕事が忙しくなってきたからだろうか。

この3ヶ月は「あまり意識せずに、持っているエネルギーを全て仕事捧げよう。」という気持ちで仕事に邁進し続けた。結果、仕事ではそこそこ成長を感じることができたが、肉体・精神的にかなり疲弊した。

オナ禁をしている状態で仕事をしたから疲れたのではなく。毎日12時間ぐらい働くという生活を長期間続けたことと、終わりの見えないコロナの流行から余計にストレスを受け取った形になる。

気づいたことは「オナ禁していようがしてなかろうが人間こんな生活をずっと続けていると疲れるのは当たり前だ」ということ。

そしてこんなふうに仕事に集中している時には爺行為に使う30分や1時間が惜しい。彼女と過ごす時間もまともに取れないのに、爺行為に貴重な時間を使うのはもったいなさすぎると考えるようになっていった。けれども僕の脳はストレスフルな状況で「リラックス」するためにポルノから得られるドーパミンショットを欲していて、その欲求との戦いに無駄なエネルギーを消費した。

ジムが閉まって辛い

僕はジムに行って脚のトレーニングをするのが好きだ。デッドリフトやスクワットでは他では得られないような開放感を得ることができる。脚トレは僕にとって貴重なストレス解消の手段だったのだが、今それが取り上げられて辛い。負荷なしのスクワットなんて…。

少し怒りっぽくなった気がする

最近は自分に余裕が無く、結構怒りっぽくなった気がする。もちろん誰かに向かって叫んだり暴力をふるったりはしないが、前までは「まあ良いか」と思えていたものが「くそ腹立つなー」と執着してしまうことが多い。

これは僕以外の誰の責任でもない。そして最近はどうにかしてストレス解消しようと、ランニングや楽器の演奏など新しいことに挑戦しているが、まだ「これだ！」と思えるようなものに出会えていない。

そしてそのせいか、普段は週に2、3杯ぐらいしか飲まない酒を最近は毎日飲んでいる。「ポルノ依存症をアルコール依存症で置き換えただけ」の状態にはならないようには気をつけているが。

そもそも、ストレスを0にするのは諦めるべきなのかもしれない。人間、そういったものを抱えながら生きなければいけないと村上春樹も言っていた気がする。

振り返りの大切さ

自分の生活を振り返って軌道修正するのがとても役に立っている。1週間でも100日でもなんでも良いので一定期間毎に生活を振り返り、現状を把握し、目標を定めるということ。目標と自分の距離を俯瞰する作業だ。

ちなみに僕にはオナ禁にネガティブ・ポジティブの二つのモチベーションがあって、それを基準に振り返りをしている。

ネガティブ目標：オナ禁を辞めると、またポルノ漬けの毎日に戻る。
ポジティブ目標：オナ禁で生まれる時間とエネルギーを目標達成のために使う。

この800日間、「絶対以前の僕には戻らないぞ」という気持ちでオナニーを犠牲にして技術・人間関係・作品などを創造することを繰り返してきた。

この二つの観点からの振り返りはこれからも続けて行きたいと思う。

次の100日

今年のオナ禁目標である「ストレスをポルノ以外の方法で解消する」をしっかりとやっていきたい。今まで少し試した結果、運動とコミュニケーションが僕には会っている気がする。

毎日しっかり仕事をこなし。定期的に運動して、たまに気の合う友達と遊ぶ。これさえできれば結構気分は安定する。現在コロナのせいで後ろ二つを行うのがとても難しくなっているが、僕に今できるのは、「僕に今できること」を淡々とやることだ。