オナ禁の高額ノートに買う価値はあるのか
noteというプラットフォームは、有料ノートが主な収益源なのだろう。様々な人がいろんなジャンルのノートを書いていて、その中にはもちろんオナ禁に関するノートもある。1000円、2000円といった常識的な値段のものもあれば、1万円を越すような値段のものもある。
最近「一体何万円もするノートを売る人の心情ってどんなものなんだろう」と気になり始めた。作者は「このノートには何万円の価値もあり、読者にはそれだけの価値を提供できている」と考えた上での価格設定なのだろうか。
情報
オナ禁に7年以上苦しんで来た経験から、僕は情報についてある考えを持っている。それは「知っている」と「出来る」には大きな違いがあるということだ。これはオナ禁に限ったことではないが、何かについて読んだだけで何かが出来るようになるというのはありえない。
楽器を例にとって考えてみよう。「これを読めばギターをマスターできる!」というノートが仮に存在したとしよう。そこに何が書かれていようと、ギター初心者がそれを読んだだけでギターを習得することはありえない。ギターを弾けるようになるには、毎日ギターを握って、コードを覚え、良いプレイヤーの演奏を聞き、1曲1曲演奏できるように練習する意外に方法は無い。(あれば是非教えていただきたい。)。
仮に、その情報教材が「練習のロードマップ」を示すものであり、かつそれが妥当な内容だったとしても、それが1万円の価値を持つことは無いだろう。そもそもそんなロードマップなど、この情報の時代ネットを検索すれば20秒で見つけることができる。
ギターにとっての練習
では、ギターの練習にあたるものはオナ禁にとっての何なんだろうか。オナ禁はギターと違い「積極的に」何かをしないということなので、その取り組み方には多くの人が困惑するし、僕も始めたては困惑した。
「オナ禁するぞ!」と意気込んで「オナ禁」について常に考えているのはあまり得策とは言えない。それよりは、オナ禁でできた時間を楽器の習得などに時間を使ってみたり、ジムに行って筋トレするなど、「爺行為ではない他のことにエネルギーを使うこと」が大切になってくる。
オナ禁は掘り下げるのが難しいテーマだと思う。例えばプログラミングというテーマなら、プログラミング言語について、アルゴリズム、データ、CSなどの基礎情報から、AIや機械学習などの最新のトレンドまで様々なことについて語ることができるが、オナ禁は本当に「爺行為をしない」の一言に尽きるので、もうこのアカウントを初めて一年になるが、毎回どう掘り下げて良いのかわからない。
それ故、大体の有料ノートの目次なんかをみてみても、「オナ禁の最適化のための食事・運動・女性への声のかけ方」などど純粋なオナ禁のトピックから離れたことについて掘り下げていることが多いのも、同じオナ禁ノート作者として気持ちはとてもわかる。そしてその事実が、特に目新しいことを言っているわけでない(=何万円もの価値は無い)ことを示している。
モテたいならオナ禁?
ではなぜ人は高いお金を払ってノートを買うのだろうか。それは、高額ノートの売りが「オナ禁の成功の秘訣」ではなく「女を手に入れる秘訣」であるからだ。そして男が「女を手に入れたい」と思うのは間違いなく性欲によるものであり、それはその人が「ポRUノを見て爺行為をする」原動力に他ならない。
ここから、高額ノートとポRUノの製作者両者とも男性の性欲を利用することがとても上手であり、同じ市場をターゲットに活躍しているのがわかる。
七転び八起き
オナ禁に秘訣など存在しない。先人たちによる試行錯誤の記録はインターネットに無料で転がっている。 結局のところ、オナ禁の究極は「諦めないこと」だ。 空手の黒帯になるには、黒帯になるまで空手をやめないことのように、オナ禁ができるようになるには、できるようになるまでオナ禁をやめないことに限る。
そんなことを、高額ノートを見て考えた。