【詩の翻訳】臆病な考え 不安げな優柔不断/ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ
臆病な考え 不安げな優柔不断
臆病な考え
不安げな優柔不断、
女々しい怯懦、
気弱な嘆きは
苦しみを転じさせることも
お前を自由にすることもない。
あらゆる暴力に逆らって
自身を保ち、
決して屈さず、
力強くいることが
神々の腕を
呼び寄せるのだ。
Johann Wolfgang Goethe: „Feiger Gedanken bängliches Schwanken“, In: „Deutsche Gedichte für die Hauptschule”, Hrsg. von Ernst Meyer-Hermann[u.a.], Frankfurt a. M.: Diesterweg 1966, S.83.