本日の読書 #023 「AIとIA」
参考書籍:『教養を磨く』田坂広志
AIとIA。
ChatGPTが出現してからというもの、人間のAIに対する期待と警戒心が高まっている。
といっても最近は少し関心が薄くなってきてはいるか。
AIとは「Artificial Intelligence」の略語で、人工知能のことだ。
著者の田坂氏はこれを、
「人間とは別の知能」として考えるのではなく、「人間の知能を拡張するもの」として考えるべき
と説く。
つまり「Intelligence Amplifier」。
IAだ。
これからの時代に重要なのは「AIを味方に付けられるかどうか」で、
それは「AIをIAだと考え、利用する」ことと言い換えられる。
AIにはAIの得意分野を任せようということだ。
***
私はプログラミングを、趣味で少しだけ嗜んでいる。
これまでにマークアップ言語であるHTML&CSSのほか、Python、JavaScriptなどを学習した。
自分に一番合っていたのは、Google Apps Scriptという言語だ。
これはGoogle関連のサービス、例えばGoogleスプレッドシートやGoogleドキュメント、Googleドライブなどを自動化できるもの。
結構なんでもできるのでお気に入りだ。
主に読書記録の作成や、自動でXにポストするプログラムを自作した。
毎日つぶやいているこれも、「自分が今日、どの本をどれだけ読んだか」を全自動で抽出し、23:59に自動でポストするように設定している。
「どの本をどれだけ読んだか」については、Googleドキュメントで付けている読書記録の中の「丸数字」を数える形で、プログラムに判定させる。
ただ、作っているときは無我夢中で楽しく作っていたが、作り終わったらプログラミング自体に飽きてしまった。
ChatGPTも最初は触っていたものの、最近は遊びにすら使っていない。
熱しやすく冷めやすいタイプなのは玉にキズだが、幸いにも苦手意識はない。
これからもテクノロジーにできる限り食らいついて、IAの力を高めていきたいとは思う。