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50 リアル16巻を読んで

 おはようございます。

 前回のミニマリスト教師のマインドセットを読み、いいねを押していただいた方々、本当にありがとうございます。

 励みになります。

 これからもnote楽しみます!


 そして、ついにやってきましたリアル16巻。

リアル16巻 井上雄彦 集英社

 もうですね、中身が今回もドストライク。

 わたしが最近気づいた大切なこと、ぜーんぶ書かれてありました。

 わたしがリアルを読み始めたのは2010年。


 2010年は、大学を卒業して、臨時採用がなくてプー太郎だった年。

 正確に言えば、細々とバイトしながら通信制大学で小学校の教諭免許状取得のための勉強をした1年間だったのですが。

 あんだけお金に苦しんだ1年もなかったです笑。

 時間があった分、いろんな本を読むことができました。


 その中で人生のバイブルになったリアル。

 初めて教員採用試験の一次試験を突破したのが2012年でした。

 教員採用試験受験4回目でした。

 二次試験対策では、何度も何度もリアル11巻を読みました。

わたしの教員採用試験二次試験対策テキスト リアル11巻 井上雄彦 集英社

 当時彼女だった妻は、漫画を熱心に読み込むわたしを見ながら「こいつは受かる気ないんじゃないのか。」と本気で心配していたそうです笑。

 親や周りの先生も、わたしが勉強をしていなかったので心配していました。

 でも、わたしはちゃんと対策をしていたのです。


 漫画を読んで、メンタルを整えることが最優先事項だったからです。

 それがリアル11巻でした。

 初めての二次試験は見事合格。

 倍率8倍の壁を見事に乗り越えたのでありました。


 そう、わたしの人生にはいつもリアルが支えてくれたのです。

 井上雄彦先生、ありがとう。

 わたしは、何度もあなたの漫画に救われました。


 去年から武道をやるようになったのですが、今度はバガボンドが違った見え方で読めるようになりました。

 これからも人に感動を与える漫画を描いてください。

 ずっと応援しています。


 今回、リアル16巻を読んでの学びです。

 わたしのトップ画である野宮くんは、お母さんにプロになることを宣言します。

 そのシーンでお母さんは

好きなことをやりなさい
楽しむために生まれたのよ きっと
あの笑顔は 私には一生分

リアル16巻 井上雄彦 集英社

 と自分の息子である野宮くんに語ります。

 わたしは、今年、本当の意味でこのことに気づきました。

好きなことをやろう。

 これは、息子を見ていてわたしが気づいたことです。


 息子は、今年の3月で習っていた水泳と空手をやめました。

 習わせたきっかけは、水泳は体力をつけること。

 空手は礼節を重んじる態度を身につけること。

 水泳は、わたしの意向。

 空手は、妻の意向。

 おかげで、興味のなかったわたしまで空手を習うことになりましたが笑。


 水泳は年長の頃から初めて2年生の終わりまでやりました。3年です。

 空手は去年の5月から始めて翌年の3月でやめました。11ヶ月です笑。

 息子は、去年普通学級で不適応を起こし、診断でADHD、ASDの診断を受けました。

 今年は、特別支援学級に所属しています。


 色々あったけど、彼には好きなものがあります。

 それは、算数、科学、マイクラ、折り紙、LaQ、漫画、ゲーム。

 これをしている時の彼は、時間を忘れてしまいます。

 算数は、小1の時から中学生の内容を自分で理解していました。

 科学は知識量が半端ないため、途中からわたしの祖父(高校で化学の先生しています)に相手をしてもらっています。


 祖父曰く、忖度なしで彼には科学と数学で秀でた能力があるんだそうです。

 マイクラが好きすぎて、水泳と空手をやめて今年からはプログミング1本です。

 毎週楽しみにしています。そして、誰よりも遅くまで残って集中してやっています。


 もうですね、嬉々として熱中する彼を見ていると、親として心から感動したのです。

「好きは、才能を凌駕する。」

 彼を見ていて、そう感じました。


 わたしは、去年息子と始めた空手をいまだに続けています。

 最初は嫌だったけど、何せ、わたしの趣味が継続なので、わたしだけ続けていたのです笑。

 続けた結果、少しずつ好きになりました。


 そうして、2週間後、ついにわたしの空手デビュー戦です。

 怖いけど、一歩前進してみます。

 痛いの、嫌だけど笑。


 妻は、今年からヨガを始めました。

 3歳の娘は、エレクトーンを始めました。

家族4人とも、それぞれ好きなことを続けています。

 それって、とても幸せなことなんだなあとつくづく思います。


 わたしは、これからも好きなことをやります。

 そして、わたしは、子どもたちにも好きなことをやりなさいと言い続けます。

 そして、この言葉を子どもたちと妻、わたし自身に言い続けます。

「大丈夫、きっとうまくいくよ。」


 根拠はなくていいのです。

だって、この言葉自体が真実だから。

人は、誰しも、楽しむために生まれて来たのですから。

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