大学生のうちに良い習慣を身につけて置いたほうがいいって話
大学生って言葉を耳にするとある分野に特化して研究をしている学生、もしくはバイトやサークルなどに時間を使い楽しんでいる学生を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
基本的に大学生は時間がある。よほどの高学歴と言われる大学に進学をしなければ、テストが近い時以外は時間があるだろう。社会人になってからは大学生の時ほど暇な時間はないだろう。しかし、大学生で時間を大事にして過ごしている学生はかなり少ない。また、日常生活の中で自身の健康や生活習慣に意識を向けている学生もかなり少ないと思われる。理由としては、高校を卒業して一人暮らしになる人が多い、まだ若いという認識があるのとお酒が飲める年齢になるからではないだろうか。
大学生の間で身についてしまった悪習慣がすぐに影響が出るとは考えにくい。しかし、後に自身の考え方や体に影響が少なからず出るだろう。
この記事では時間がある大学生のうちに良い生活習慣を身につけたほうがいい理由とどの生活習慣を身につけるべきか、そしてそれらをルーティン化するコツを書いていきたい。
なぜ大学生のうちにすべきなのか
先程も申し上げた通り、良い生活習慣は大学生のうちに身につけたほうが良い。これには明確な理由がある。
①時間があり社会人になってからはハードルが高い
冒頭で書いた通り、大学生には時間がある。そのため、その時間をどういう風に使うかは本人の自由である。
しかし、社会人になってから体に気を遣いだして良い生活習慣を身につけようとしてもかなり難しい。毎日の仕事とそのストレス、人付き合いや参加必須の飲み会、週末は出かける予定を立てていたものの仕事で疲れて家でダラダラして終わる。思い浮かぶだけ書いてみたが、社会人になってから始めるのはかなりハードルが高いと考えられる。
そのため、時間がある大学生のうちに身につけてルーティン化してしまえば社会人になってからはそれの継続だけでいい。新しく始めようとするより今までしてきたことを続ける方が難易度が低く、その判断を遮るものが少ない。
②早めに始めたほうが他人と大きな差が生まれる
これはあくまで継続させることが出来ればの話だが、時間がある大学生のうちに良い生活習慣を身につけることで他者と大きな差が生まれる。健康に気を遣っている人とそうでない人、運動習慣がある人とそうでない人、朝からエネルギッシュな人とそうでない人ではどちらが魅力的に映るだろうか。間違いなく前者だろう。
大学生のうちから良い生活習慣をルーティン化させて積み重ねていくことで、他の社会人と比べて間違いなく魅力的に見えるだろう。その積み重ねが自信につながるはずだ。
どの生活習慣を身につけるべきか
ネットやSNSでは様々な情報が流れており、どれが効果があってどれをすべきなのかを判断するのが難しくなっている。そのため、このパートでは大学生のうちにどの生活習慣を身につけるべきかについて書いていく。
①早寝早起き
全日本人が一度は聞いたことがあるであろう、基本中の基本。夜遊びが多い大学生だからこそ今一度この習慣に取り組んでほしい。
朝早く起きることで一日の中で使える時間が増えるのと脳が活性化しスッキリする。人類はその大昔から日の出とともに起床し、日の入りとともに寝る生活をしてきた。しかし、時代が進み現代では様々なテクノロジーの発達により夜でも街中は光で溢れておりその生活をする難易度が上がった。私たちが適切な睡眠時間を確保して日を跨ぐ前に寝て朝早起きするとスッキリした感覚があるのは、そう脳内でプログラミングされていると考えられる。
やり方としては、朝8時までに起床し睡眠時間を7~8時間確保できるように寝るのがお勧めだ。筆者の場合、朝7時に起きると決めた日は0時までに寝るようにしている。極度の早寝早起きは、元々の生活習慣からかなり差があるため実行するハードルが高いためお勧めしない(普段0時に寝て7時に起きている人がいきなり20時に寝て5時に起きようとすると、なかなか寝付けなく起きた時にスッキリ感よりだるさを感じるかもしれない)。
②週2~3回の筋トレやランニング
大学生のうちに運動習慣を身につけて置くことで体型の維持や改善、そしてメンタルヘルスにも繋がる。運動習慣はやはり大事である。
高校生までは実家や寮で過ごす人が多いため、食事がある程度健康に気を遣われた料理を食べる事が多くあり定期的な運動習慣もある。しかし、大学生になってからは一人暮らしを始める学生も多く、お金があまりかからない食べ物を口にし尚且つ運動習慣がない(運動サークルや部活に所属している学生を除く)。その習慣を続けていくと中肉中背になっていくのは容易に想像がつくだろう。その生活を社会人になってからも続けてしまうと今度は病気に繋がる可能性が出てくるだろう。
中肉中背の人が周りに多い中で、定期的に運動習慣があり体が引き締まっている人がいればその人は魅力的に映るだろう。
筆者は、週2~3回の運動習慣の中でランニングよりも筋トレをお勧めしたい。理由としては、ランニングは脂肪燃焼し体を引き締めるのには効果的だが体型改善になるかと言われるとそうではない。筋トレの方が厚い胸板や逆三角形の体型など継続することで目に見える変化を感じやすい。いきなり毎日取り組もうとするとハードルがかなり高いため、週2~3回自分のスケジュールに合わせて取り組むのがお勧めだ。
③朝の散歩と1日1万歩以上歩く
朝散歩をし日光を目に入れることで、体内時計が整い朝からエネルギーに溢れて生活を送りやすく夜に眠くなる。また、1万歩以上の散歩は健康面で言えばランニングを同じと言えるだろう(脂肪燃焼はランニングの方がしやすい)。ランニングよりも散歩の方がハードルが低く実行しやすいだろう。
1回の散歩で1万歩以上するのではなく、近くの公園やスーパーへ徒歩で行ったり食後に少し歩くなどで少しずつ稼ぐのがお勧めだ。
それらの習慣をルーティン化させるには
実行しても3日坊主。厳しいがこれでは意味がない。前のパートに載っている生活習慣は、月単位や年単位で継続させることで効果がよりあり他者と大きな差になる。
これらの生活習慣をルーティン化させるには、
メモを取ることで自分で出来た日と出来てない日の比較と分析が出来るからだ。なぜできなかったのかの理由がわかれば、それを次しないようにすれば継続しやすくなるだろう。また、出来た日をメモすることで自分が良い習慣を継続出来ていることを目で認識することが出来自信に繋がる。
自分の中のハードルを一気に上げすぎてしまうと失敗の原因になってしまう。人間は1日くらいなら新しい事を出来るが、それを継続させるのが一番難しい。そのため、まずは3日間その次は1週間のように短期間から始めて成功体験を重ねる。そうすることで継続することに対してのハードルがどんどん下がっていくのではないだろうか。
継続させることに対して何か褒美があれば、より継続させやすいだろう。例えば、1週間続けて早寝早起きできれば美味しい食べ物を食べるとか。ここで気を付けるべきポイントが、褒美のためにずっと同じ期間で継続をさせないことだ。ハンバーガーが食べたいがあまり期間設定をずっと3日にするとかなど、同じにしていては効果が出にくい。そのため、徐々に負荷を上げていく必要がある。3日出来たら1週間、1週間出来たら2週間と上げていくことで、より成功した時の喜びを感じる事が出来るのでないだろうか。
前のパートで載せた生活習慣以外にも良い生活習慣はたくさんある。しかし、いきなり普段勉強をしていない人が毎日一時間勉強しようとしたり運動習慣がない人が毎日ランニングしようとするとかなりハードルが高い。そのため、自分の中で取り組みやすそうな生活習慣から取り組み成功体験を重ねていき、そこから別の生活習慣に挑戦していくのがいいのではないだろうか。
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