姻族関係終了届を出して前向きに生きられるようになった話
死別経験者専門相談室「ライブアゲイン」 心理カウンセラー・看護師の
山田千明です。
今回は、姻族関係終了届を出して良かったと感じること・後悔していること、についてお話ししたいと思います。
私は、主人が亡くなってから半年後に姻族関係終了届を提出しました。
死別後7か月が経ちましたが、「終了届を出して良かった!」と感じています。
きっと、この記事を見て下さっている方は故人の親族との間でお辛い経験があり姻族関係終了届を出すか迷われてるのではのではないでしょうか?
この記事が、姻族関係終了届を出したいけど勇気が出ない方や迷っている方のお役に立てたら幸いです。
姻族関係終了届を出して良かったと思うこと
傷つくことを言われた相手と義理の両親や親族ではなくなり「他人」になれたことで心の辛さから解放され、前向きに生きられるようになった
姻族関係終了届を出して本当に良かったと感じることは、傷ついた言動から解放され故人を偲びながら前を向いて生きていけるようになったことです。
終了届を提出し市役所を出た時、とてもすがすがしい気持ちだったのを覚えています。「あぁ、私、もう大丈夫だ。前を向いて生きていこう」と心がじんわり温かくなったのも覚えています。
親族に言われた言葉だと思うと辛すぎて苦しかったですが、「他人に言われた言葉」と思うと「何にもわからない他人がなにか言ってるな」くらいに思えるようになり、心が楽になりました。
姻族関係終了届を出して後悔していること
「姻族関係終了届を出して本当に良かったんだろうか?」と後悔することがあるかな・・・。と思っていましたが全く後悔はありません。
姻族関係終了届を出してから新たな人生が始まった・始めることができたと感じています。
ご縁があって親族になった方々と他人に戻るのは残念なことですが、きっと主人が亡くなった時に「人間関係の消費期限が切れてしまったんだな」と感じています。
よく姻族関係終了届のことを「死後離婚」と言ったりしますが、姻族関係終了届を出しても主人とは離婚したことにならないので「主人の親族とはご縁がなかったけど、主人は私を見守ってくれている」と思えています。
前を向いて生きていくために「姻族関係終了届」を提出するのも一つの方法
私は、主人が亡くなった後に親族から思いもよらない言葉を言われ「この方たちと繋がっていると前を向いて人生を歩めない」と思い、姻族関係終了届を提出しました。
姻族関係終了届を提出したことで、気持ちが軽くなって自分の人生を歩もうと思えました。不眠の症状や言われた言葉のフラッシュバックが無くなり自分らしさを取り戻せました。
姻族関係終了届を提出して本当に良かったと思っています。
姻族関係終了届を出すのは勇気がいりますよね。
もし、義理の親族との関係で自身が苦しくなってしまったり辛くなってしまっていたら「姻族関係終了届」を提出して心を軽くするのも一つの方法だと思います。
この記事が読んでくださった方の「自分はどうしたいか?」自分の気持ちと向き合うお力になれたら幸いです。