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音楽とチャリティの融合



終活フェスティバルの講師仲間である、奥村さんより、リレーエッセイ「チャリティとは?」のバトンが廻ってきました。

バトンを渡してくれたのは、私が参加している「生きるための終活のおハナシFESTIVAL」講師仲間の、奥村仲恵@オンライン相談infantカウンセラーさん。
彼女は、発達障害の息子さんを育てた経験をもとに、同じような不安を抱えるママたちのために、様々な活動をしています。ちょっぴり?天然だけど、強さと優しさを持ち合わせた素敵な方です。

リレーエッセイについては


さて、「チャリティとは」改めて問われ、私にとってチャリティってどんな関わりがあったか少し思いをめぐらした。

すると私の記憶では、最初のチャリティは、ウィーアーザワールドだった。この曲は、アフリカの飢餓救済 のためのチャリティソングで、マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作した楽曲であり、アメリカのミュージシャン45人が参加している。
その、ウィーアーザワールドのレコードを、父親から買ってくるように命じられ買いに行った。確か小学6年生か中1の時だったと思う。

ただ言われるまでに買いに行ったので「急に何?」と、父親に聞くと、そのレコードに、どんな意味があるのか話してくれた。
「これはチャリティだからね。お前に買いに行ってもらったんだよ。すごく良い曲だから」と言って、父と一緒にレコードを聴いた。
父の計らいにより、チャリティーに参加した気分となり、少し高揚した。


その後、確か中2頃だったと思うのだが、母が貯金してくれていたお年玉を全て使い、ステレオを購入。田舎なので家電量販店などない時代。そのお店の特典として、店の片隅に売られている数少ないCDから「好きなCDをあげるよ。」と言われて…選ぶほど品数がない笑

結局、欲しいものが無いならチャリティーに貢献しよう!と、バンドエイドのCDを選んた。
これは、エチオピアの飢餓を受け、イギリス、アイルランドのミュージシャンが集まったチャリティプロジェクト。
Do They Know It's Christmas?(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)

と聴いたら、わかる人もいるのでは?


そんなことを思い出していると、特別「チャリティだから参加する」意識はないが、なんとなく楽しみながら参加している事に気づいた。

ちなみに、日本だと「PEACE BIRDS '88 ALL STARS ‎/ 君を守りたい / WOW WOW WOW (HIROSHIMA '88) 」核廃絶イベントもありましたね。(ありましたねって私の青春の中にあっただけですが…)
なかなか豪華な顔ぶれでした。


その後の、音楽とチャリティの関係については、あまり記憶がないが、大人になってからの記憶では、沖縄に転居した友人と私が大好きだったアーティスト(caravanなど)が沖縄でサンゴ保護のチャリティイベントに出演すると聞き、友人に会いがてら沖縄まで行った。
手作り感あふれる会場で、客もまばら。でも、沖縄の海のそばの野外フェス。夏の夕暮れに、出演者全員でセッションしたボブマーリーのワンラブ。最後は観客も合唱して感動したな。

他にも、CDの売り上げの一部が寄付されるチャリティは、いいなと思って買うのだから、気負わずチャリティに参加できるのが魅力的だ。


やはり、私のチャリティのイメージは、音楽との結びつきが一番印象に残っている。

私のように無理せずチャリティに参加できるのは、好きなアーティストが参加するチャリティコンサートではないか。
イベントで販売しているグッズも購入すると一部が寄付されることも多いため、寄付になるならと、いつもは買わないグッズも買ってみる。(私は、あまり欲しくないものを購入してまでチャリティに参加しようとは思わない。だって、欲しくない物を買っても無駄にするのは悲しいから)

そういえば、一時期流行った?TOMSというシューズブランドは、一足買うと,アルゼンチンの子供に一足プレゼントされる仕組みだったので、好んで履いてたな。

私の若いころは(今はどうなんだろう)音楽とファッションも親和性は高く、ファッションにより好きな音楽やカルチャーなど自己表現をしていた。そう思うと、音楽やファッションを通して、チャリティに関心を持つのはごく自然な流れだと思う。

好きな文化とチャリティが融合していると、全く意識せず、強制もされず、偽善とも言われない可能性が高い。
ただし、これは、チャリティプロジェクトであるとわかるように明示すること。

チャリティなら参加したく無い。と、思う人が自分で選択し、チャリティへの強制参加にならなければ、なんら問題ないと思う。

長くなったが、私の思うチャリティとは
募金など出来なくても、強制的に参加させられるのでも無く、自分の好きな趣味、カルチャーを通して、自然と参加できるもの。
直接,買ったり、イベントへ足を運ばなくても,周知するなど、参加方法は広く、最もハードルが低いと思う。

ちなみに、
このスタイルは、すでに社会に馴染んでいるため、うっかりするとチャリティが置いてけぼりになってしまう可能性もある。
不本意参加してしまわないように、わかりやすくチャリティプロジェクトだと明示すること。
自分の意思で参加すことが、なにより大切だ。

では、次にバトンを渡すのは、トリマーでペットロスカウンセラーでペットエンバーマーである、
追憶屋 小林秀人さんです。

実は、今年1発目の「生きるための終活のおハナシフェスティバル」で対談させていただきました。

静かで穏やかで、包み込むような空気を纏う小林秀人さん
いったい、どのような「チャリティとは」を語ってくれるのか、楽しみです。

小林さん,よろしくお願いします!

#ギネスリレー




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