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世界と音楽とビジネスの交差点のグリッジ

7月13日10時02分。
本日から、弊社の挑戦と失敗の舞台裏をnoteで記していくことになりました、グリッジ株式会社の代表の籔井です。

このnoteを偶然にでも見ていただいている皆さま、初めまして。
普段、世界の圧倒的クオリティやスピードと戦っている中で、少しでも弊社のことを知っていただければと思いnoteをスタートしました。

日々の挑戦や失敗から得る事業のことやチームの魅力、ベンチャー企業の裏側をリアルタイムに伝えていくことで、新たな出会いや発見に繋がると良いなと思っています。

グリッジ株式会社とは

私たちは、音楽などのIPで外貨獲得のサポートをするベンチャー企業です。

世界の音楽市場の売上を表す下の図をご覧下さい。ターコイズブルーのグラフがストーリミング、どんどん伸びていますね。ちなみに赤はCDなどです。

2022年に音楽市場の全世界売上 が262億ドル(約3兆4700億円)で前年比9%増加している中で、昨対比一桁成長というのはちょっと気になりますが、ストリーミングやTikTok等の存在で「音楽」がとてもライトに身近になってきました。

音楽を「聴く」というものから、「使う」という現象が広がっている今。
スニーカーも「履く」から「眺める」や「飾る」、という文化が生まれたようなダイナミズムに似た空気を感じます。

音楽に興味がない人も音楽に触れたり、音楽業界じゃない方も自身のために戦略的に音楽を使う機会が圧倒的に増えてバズという言葉も頻繫に使われ、一見すると派手な音楽業界。
しかし、例えば市場規模で見ると人材業界は国内でも約9兆円、教育業界は約2兆円、派手な業界ほど市場規模は小さいと言われていますよね。市場規模は大きければ良いというわけではないですが、もっと国内外で稼いで皆で経済を回そう!と思います。
何故ここでこの二つの業界を出したのかは、改めてnoteで書いて伏線回収していきたいと思っています。

引用:IFPI(国際レコード産業連盟)のグローバルレポート


昨今、アーティストが音楽や言葉を世界に届けることは簡単になってきました。しかし、流通、商習慣の違い、言語の壁、マーケティングの知識、現地でのビジネスサイドの横断したネットワークなど、国内外でマネタイズをしていく上での障壁は一つではありません。

僕たちはその障壁を取り払い、表現者や音楽、IPが自由に世界へ飛び立ちビジネスとしても成り立たせ、感動渦巻く新しい世界、そして表現者が創作活動にもっとチャレンジ出来きるような面白い環境、エンタメらしくぶっ飛んだ業界になったら良いなと思っています。

最近のことですが、私たちがベンチャー企業だからこそ可能性があるのでは?と感じることも増えてきました。
自由に世界へ飛び立って挑戦するためには、リスクをとって最前線に立ち、バキバキと決断が出来る環境が必要で、僕たちのようなスタートアップという形態は、そういう意味でも最適な手段だと考えるようになりました。
#リスクヘッジではなくリスクテイク


限りなくホワイトに近い24時間体制のベンチャー企業?

さて、今回取り上げたいトピックスは、ブラジルです。

グリッジメンバーの一人であるブラジル在住のルーカスとは、もう約3年の付き合い。今では大事なメンバーとしてポルトガル語を活かしたマーケティング・分析・SNS運用・KOL連携などなど、色々と担ってくれています。
※ポルトガル語のことはポル語と略すそうです

7月(今週!)にブラジルで開催されるイベントに(3日間で10万人以上来場)、現在サポートさせていただいているアーティストが出演されるので、そのサポートでルーカスがサンパウロ入りします(まさに今)。

日本とブラジルは約12時間の時差のため、日本の朝10時の打ち合わせはブラジルでは夜22時、私たちが寝ている間にルーカスがバキバキと仕事をこなしてくれます。逆にルーカスが就寝した後に日本側でそのフィードバックを元にバキバキ進めます。

経営者なら誰しも経験があると思いますが、夜22~0時に思いついたアイデアで連絡しづらいようなことも、スラックで一発相談しておくと朝には最高なクオリティーで仕上がっています。

限りなくホワイトに近い24時間体制になっている?(自己暗示)ので、スピード重視のベンチャー企業の代表としては嬉しい限りです。スピードはもちろんそのクオリティーと深い考察にいつも本当に感謝しています。
#Obrigado


世界の音楽市場で2桁成長のラテンアメリカや東南アジアでの基盤作り

ルーカスがサポートに向かうサンパウロで開催されるイベントAnime Friends 2023は、南米最大のアジアポップカルチャーのイベントとして知られ、予想観客数は100,000人以上、すでにチケットはSOLDOUTとのことです。

今回はルーカスがリアルならではの施策、現地KOL、メディア、SNSなどのデジタルマーケなど、現地の肌感・現地の若者の質感を活かしてデジタル・リアルの両面でグリッジ独自のノウハウを活かして展開していきます。

特に海外で人気の高いアニメも絡んだ音楽IPという特性上、しっかりと日本側に寄り添いながらも、エッジの効いた現地との共創ソリューションや離れ業は、弊社独自のノウハウとパフォーマンスと思っております。

ただし一番は、現地の人々にちゃんと届けその後も継続させてビジネスにしていくこと。

特に、世界の音楽市場で2桁成長のラテンアメリカや東南アジアでは、グリッジは再現性と各種インフラを構築するために急ピッチで動いています。
そのため特に東南アジアには2ヶ月に1回のペースで行っていますので、東南アジア含め新興市場へのグリッジの展開はまた追ってnoteに綴りたいと思います。

リアルからのデジタル、デジタルからのリアル

グリッジはこうした海外でのイベントや現地のメンバー、現地のステークホルダー、現地の若者や大学生と深く時間をかけて関わり事業に反映しています。
現地のKOLや学生、そして現地に集まる世界中の人たちと同じ机を囲んでご飯やお酒を交わす時間は、個人的にも会社にとっても最新のリアルがインプット出来るとても貴重な時間です。

ちなみに、例えば日本のアーティストが年に1回や2回海外に呼ばれるものの、現地に即した計画的なSNSマーケティング、DSP対策、現地メディア、KOL展開、流通連携などがなかなか出来きていないのが現状だったりします。
それは日本側からの声でもありますが、現地からの声でもあります。

日本よりも倍の人口がいて急成長している異文化とのビジネスの機会をここ十数年失っていることは、日本の音楽業界のペインの一つかと思います。

日本にいると実感しづらいのですが、海外における日本のIPが中心のイベントの熱狂ぶりは凄まじいです。もちろん業界によりますが。
一方で感じることは海外勢の勢いと焦りです。先のAnime FriendsもKPOPアーティストがしっかりと出演します。

日本のIPがまだウケている今こそ、普段の活動を通してネット記事では出てこない第一次情報に触れ、爆速(もっとスピードを上げたい)で挑戦と失敗を繰り返し、弊社の独自のインフラ、何より抜本的な人員構成や経営に活かしています。
今までのマスの考えとは真逆で、ニッチがグローバルに、ニッチがスケールする時代に突入していることを肌で実感しながら。

今にもバイクの音が聞こえてきそうなホーチミン


実は起業当初、今だからこそ言えますが色々なピッチや商談のシーンで「で、ペインは?」と何度も言われることに対して「エンタメだから関係ない!」と思っていた私は、大馬鹿野郎の勘違いヤローでした。

本当に猛反省です。

だからこそ、今では【事実把握】をするために第一次情報を取り入れ、デジタルやダッシュボードだけでは分からないペインや現象を把握することに努めています。
#妄想と想像と創造の交差点にいるスタートアップ

初投稿の最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

もはや企業の寿命よりも人の寿命の方が長くなっている時代において、個人もベンチャー企業も、一年先さえも未知数で、まさに冒険です。

この冒険を皆さまと共有することで、僕たちはより強く、よりしなやかに、より面白いサービスを提供することができるのでは、と考え情報発信をしていくことにしました。

そしてその過程を皆さまに直接お伝えすることができるこのnoteは、素晴らしいプラットフォームだと考えています。
#noteさんへのアピールも忘れずに

これを機に少しでもグリッジのことを気になっていただけましたら、僕たちの挑戦と冒険を応援頂けると嬉しいです。むしろ、一緒に冒険しませんか?

皆さまからのご支援とご声援が、日々の活動の原動力となり、次へのステップに繋がると確信しております、是非、いいねも忘れずにお願いします!

#ベンチャー #スタートアップ #起業  #音楽   #グローバル #海外ビジネス #デジタルマーケティング #海外進出 #エンタメ #ブラジル #サンパウロ
#アニメ #ベトナム #ホーチミン

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