父と娘
今回は、
さよならマエストロ 父と娘のアパッシオナート 第9話
の振り返りから
はじまる。
最終回の一週前の回。
父と娘の和解の話し。
小さい頃は特に、
家族という
環境から
たくさんの影響を受けながら育つ。
父と娘
私が小さかった頃の父は、
母とは違って、
よい遊び相手だったような気がする。
その頃の父の好きなこと。
クラッシックの音楽鑑賞。
父もその昔、
趣味でビオラを弾いていた。
地域のオーケストラにも参加していたことがあったような。
そのオーケストラの指揮者?が
かなりのおじいちゃんだったと思うけど
バイオリンの先生をやっていて、
兄が一度か二度、そのおじいちゃん先生のところへ習いにいったことがある。
私はその頃、
べつの先生にピアノを習っていて、
おじいちゃん先生のところへくっついて行った時に、ピアノが弾けるなら伴奏をやりなさいと、何か弾いたような記憶がある。
小学校にあがったばかりの頃の話しだから、あまりよく覚えていないけど。
兄はすぐにバイオリンを投げ出して(笑)
弾かなくなったバイオリンは、
私のおもちゃになった。
ドレミファソラシドぐらいは弾けるようになったのか?
(と、いってもピアノのように鍵盤があるわけではないから、音が完璧にあっていたかはわからない。)
まあ、多少変調している可能性はあったと思うけど、とりあえず童謡くらいは弾いて遊んでいたはず。
今は、なんの記憶もないから弾けない。
せいぜい憶えているのは、弓の持ち方くらいだろう😀
さて、父に話しを戻すと、
2階の1室の壁をスピーカーでブチ抜き、アンプを揃え、音楽鑑賞ルームを作っていた。
と、いっても田舎の一軒家のため、防音機能もなく、
広い豪邸でもないわけで、
そのうち家族の寝室として使われ、
一時期は私の一人部屋にもなった。
高校生の間、私は父がクラッシックを楽しむために集めた機材で
オザケンのLIFE(アナログ盤)を毎日聴いていた(笑)
ちなみに、中学生の頃はBOØWYのコンプリートboxを。。。
あとは、絵を書くのも上手だったような。
その才能はどうやら私には受け継がれなかったようだけど。
たまに美術館に行って、絵をじっとみていると、なんだか癒やされるのは、何かしら、影響をうけている?のか?
小さい頃は、よい遊び相手だった父とも
思春期になれば、会話も少なくなり。
今は、実家に帰っても、必要最低限の会話しか成り立たない。
父と娘なんてそんなもんでしょう(笑)
マエストロと響ちゃんも
小さい頃はパパが大好きだったのもわかるし、
どこかで拗れてしまうと、なかなか修復出来ないまま、時が過ぎてしまうのも、
なんとなくわかる。
でも、心温まる和解だったよね。
よかった。
さて、
母と娘のはなしも。
したいが、そちらは、なかなか一筋縄ではいかないため、またそのうち。