風邪やコロナ感染後の嗅覚障害にアロマが役立てそう♪
今回がnote初めての投稿です。
noteでは、私が日頃取り組んでいる
1. アロマセラピー(訳すと芳香療法。心身のセルフケアに植物の香りの提案)
2. 香りとアストロロジー(西洋占星術を使ったその方にあったアロマの香り創作)
3. 京都の自然と文化観光(国内旅行業務取扱管理者資格を持っています)
上記の3つを順々に投稿していこうと思っています。
まず最初はアロマセラピーから。
先週末、私が所属しているAEAJ (日本アロマ環境協会)主催のオンライン講義を受けました。
テーマは「嗅覚障害とアロマの可能性」
東京慈恵医科大学の耳鼻咽喉科のドクターによる医学的科学的見地からの講義で、日頃からエッセンシャルオイルの薬理効果に注目している私としては大いに関心のあるテーマでした。
匂いがしなくなったり匂いに何か違和感を感じたりなどの嗅覚障害を引き起こす原因は主にはアレルギーなどによる副鼻腔炎(急性よりも慢性のケース)や風邪、そしてコロナ感染などが主なのですが、この他にもなんと!
タバコ
殺虫剤
塩素系漂白剤
抗菌剤(マクロロイド系やペニシリン系など)
なども原因になりうるそうです。
季節的に大掃除の年末、お風呂やキッチン周りのお掃除に漂白剤を使うときは、換気・マスク・眼鏡が必須ですね!
たかが嗅覚。他の感覚に比べてなくなってもそれほど不便はないだろうと思うかもしれませんが、匂いを感じなくなると実は味覚も衰えるんです。風邪をひいて鼻が詰まった時などはご飯の味がしなくなるのは一時的な嗅覚障害を起こしているから。
何よりも、季節のお花や風の匂いがしなくなったり、それに好きな人の匂いが感じられなくなったり。生活の質がグッと下がってしまう、と嗅覚障害になった人の経験談です。
嗅覚障害に陥ったら。
嗅覚を日頃から鍛えるために。
植物から抽出した天然のエッセンシャルオイルを使ったトレーニングでは、植物のそれぞれの部位からひとつずつ、特徴的な香りを選ぶと良いと思います。
一例として
お花からローズ。
果皮からはレモン。
樹木は日本人に馴染みのヒノキ。
スパイス系からはシナモン(年配の方にはニッキというとわかりやすい)
例えばこの4つの香りを1日2回。1回に15秒ほど、鼻の奥の方でジーンと嗅ぐように意識すると嗅細胞が活性化されます。
講義によると、実際に感冒などによる(コロナも)急性の嗅覚障害には特に、アロマを使った嗅覚障害の改善に一定の効果があったようです。
上記のようにトレーニング的なものを何種類も揃えなくても、究極、自分の好きな香りを(でもこれは絶対に天然の精油で!)1種類でも毎日嗅ぐようにする。
「あ〜良い香り!」とイイ気分になる。まずはこれだけでも十分アロマセラピーの効果があると感じます。
そのうち、寝る前にはコレ、仕事をスタートするときにはコレ、と嗅覚が香りを選べるようになってきます。本能がそれを選ぶ!という感じです。
そんなことをしていくと、自分自身の感覚や直感、素直な気持ち、好き嫌いなどにこれまでよりも意識がいくようになり、新たな発見があったり、嫌なことは無理にしなくなったり。ぜひ、オススメです❤︎
ちなみに私が一番好きな精油の香りは、ベルガモットです。
食用には栽培されず、主にはアロマセラピー用、そして紅茶のアールグレイの香り付け用に育てられます。日本の柚子のような感じ。
香りは柑橘のさっぱりに、ブーケのような柔らかくフローラルの香りが混ざり、そして洗練された高貴な雰囲気を持つ実に品の良い香り。リフレッシュにもリラックスにもなり、女性としての品格も宿るような雰囲気です。
主な化学成分は酢酸リナリル。
中枢神経や消化管に多く存在し、精神を安定させやる気や幸福感を与える脳内物質オキシトシンやセロトニンの分泌を促します。
このセロトニンが不足すると、うつ病や不安障害、パニック障害、双極性障害なども引き起こすと言われています。
嗅覚障害のテーマからはそれてしまいましたが、そんなアロマセラピーの世界、植物の知恵とエネルギーの話をnoteで紹介していこうと思います。
アロマセラピー → 香りとアストロロジー → 京都情報
この3つを順繰りで投稿します。
どうぞよろしくお願いいたします!