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髭男は頭が良い

私は頭の良い人が好きだ。
頭の良い人にずっと憧れがあり、魅力を強く感じる。

私は学生時代、勉強は割とできていた方だと思っている。
でも、社会に出てからは勉強ができる=頭が良い=仕事ができるではないと痛感した。

私が感じていた頭の良い人の共通点は、

  1. 物事を論理的に考えて、言葉で伝えられる、受け取るができる人

  2. 機転が利いて、相手にプラスαを提案できる、GIVEできる人

だった。
合理的でかつ人間力もある、最高。理想の人。
こういう人と一緒にいられると、どんなときでも面白くて。
日常がすべて面白く見える不思議。

それらを体現しているのがOfficial髭男dismだった。
最初は彼らの作る音楽(メロディみたいな表面的なところ)が好きだった。
でも、彼らを知れば知るほど、その音楽を作る根っこの部分の人間力に惹かれていく。
特にボーカルの藤原聡さん。
チームでのコミュニケーションの取り方や考え方が物凄く好きで、同年代で…凄い…!!!!って。
だからこそ髭男の音楽が大好きだった。

でも、自分もそんな人になりたいと思えば思う程、その頭の良い人の思考回路が全くわからない。
私は言われたことはしっかりできる、でもそれ以上のことはできない。
自分で考えて行動が難しい、思考停止人間だった。

そんなとき、好きなYouTuberの何人もが絶賛してこの本を紹介していた。
私の好きな人=頭の良い人なので、この本を読めば思考回路が理解できるかもしれない…!と思い、期待をして読んでみた。

…まさか、本当に頭の良い人の思考回路が理解できた。
感動した、私は具体の世界しか見えていなくて、でも髭男は抽象の視座から物事を捉えていたんだ…!
と全てが繋がった。

その後も、今も細谷さんの著者を読み漁っている。

そうか、これが巷でよく言われる地頭力だったんだ。と。
この本を読んでから本当に世界が変わって見える。
詳しくはこの本を読んで欲しい。
もっと考えて行動しろ、受身的だ、と言われたり、自分の考えを言語化できなくてモヤモヤしているみたいな方に物凄くお勧めです。

この本を読んでから髭男の音楽やライブ、ラジオを聴き直すと感動した。
特にこれ。
※Spotify限定なのでトークの中身は伏せます。

ピーナッツだけは豆で、他のミックスナッツ、アーモンド等は木の実らしい。
それを主題歌になったアニメの設定とかけ合わせてこの「ミックスナッツ」という曲を作ったらしい。
やっば…藤原聡すっご…

ここで彼は抽象化思考力を出してきている。
アナロジー(類推)を使ってこの曲を作っている。
具体⇄抽象がナチュラルに行われている。

そうか…髭男はこうやって音楽が作られているから、こんなにも本質的な音楽になっているのかと理解できた。
この思考力が理解できたから、トレーニングすれば私も頭の良い人になれると信じている。
毎日思考停止させないように、脳で汗をかく。

最後に、私の大好きな曲の一つ、I LOVE…を置いておく。
この曲なんて抽象化の塊だよ。

ちょうどいい塩梅の抽象度だからこそ、髭男の曲は全ての人に届く。
なんて素晴らしいバンドなんだ…!

そしてきっと、髭男はどこにいても、いわゆるビジネスの現場に出ても優秀な社員なんだろうな〜。

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