双子のスムージー「Pair Pear」がもっとおいしくなるシーズニング・ノート
この夏だけの「双子の梨」のお話
こんにちは、GREEN SPOONです。
7月に発売した季節限定スムージー「Pink Wave」に続き、8月3日から第2弾の「Pair Pear」(ペア・ペア)が予約開始になりました。
そこで今回も、以前公開した「夏だけのPink Waveがもっとおいしくなるシーズニング・ノート」の記事に続いて「Pair Pear」のシーズニング・ノートを公開します。
改めてになりますが、シーズニング・ノートとは、季節限定フレーバーを購入したユーザーの皆さんにスムージーが届きはじめるタイミングで公開する、「最後の仕上げの調味料(シーズニング)」としてのnote。
ちょっといいレストランで、ウエイターさんが「どこでとれた素材なのか」とか「このソースのこだわり」とか説明してくれるともっとおいしく思えてくるように、
本当だったら一人ひとりに実際にお会いして伝えていきたいような素材や栄養のお話をお届けします。
↓前回のPinkWaveのシーズニング・ノートはこちら
優しい梨のハーモニーにひとさじの爽やかさを
「Pair Pear」は和梨の「幸水」と、イタリアの洋梨「ウィリアム」というダブルの梨を組み合わせた、さっぱりとした優しい甘さが際立つスムージーです。
そして今回は、デーツやセロリ、バナナといった他の野菜やフルーツとともに、あるものを隠し味としてひとさじ入れています。
それは夏らしいフレーバーに欠かせないミントパウダー。
ミントを使用することで、爽やかな香味をほのかに香らせ、甘すぎずに暑い夏にぐびっと飲める一杯に調整しました。
違う国で生まれた双子の梨が織りなすハーモニーのなかに、ほんのり香るミントの爽やかさを楽しんでください。
おいしい梨は土が作る
和梨の「幸水」は、「豊水」「新水」とともに梨の「三水」と呼ばれる赤梨。その味と質のよさから長年にわたり高い人気を誇る品種です。
また梨の新品種育成の目標として掲げられている品種でもあり、梨の交配親として現在も利用されていることからも、和梨のなかでもいかに「幸水」が大きな存在かわかるのではないでしょうか?
「Pair Pear」で使用しているのは、熊本県・松本農園の松本純児さんが育てた「幸水」。今年6月上旬に旬を迎えたばかりのものを贅沢に使用しています。
実は、松本さんが作る「幸水」にはあるこだわりが。
通常、梨は表皮がデリケートなため、外観のきれいにするために袋をかぶせて栽培します。
しかし、松本さんの「幸水」はそのままの姿で、日差しを目いっぱい浴びて育ちます。そうすることで糖度があがり、より食べたときの味わいが増すのだといいます。
そして、良い土を作ることも松本さんのこだわり。「おいしいものを作る土台となるのが“土”です。土が悪ければおいしいものは作れません。」と語ります。
松本農園では、ミネラルやアミノ酸などを含む良い土壌を作るために有機肥料を中心に使うだけでなく、近年の夏の異常な気温上昇に対応するため、草を刈らずに地肌を隠すようにしているそうです。
それによって、猛暑でも土の中で一定の水分を確保することで微生物が多く発生し、良い土を作ることができます。
おいしい梨を作るには、ただ土に植えて太陽を浴びせれば良いわけではありません。松本さんのこだわりと手間が、おいしさを作るのです。
体の内側から夏バテを癒やす
気になる「Pair Pear」の栄養面ですが、梨には疲労回復を助けるアスパラギン酸やクエン酸が含まれ、消化のサポートもするので疲れた内臓の強い味方になります。
他にも、梨に含まれるカリウムが高血圧予防に効果的だったり、ソルビトールが便秘予防などに効果的だったりと嬉しい成分も。
ちなみに飲み方は水で割ってもらうのがおすすめ。強烈な日差しと猛暑に、体の内側も疲れ気味な今の時期、甘くて爽やかな「Pair Pear」で癒やされてもらえてたら嬉しいです。
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