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40代のベビーシッターデビュー!充実の1日と仕事の流れをご紹介

「未経験だけど興味がある」「ベビーシッターをやってみたい」この記事はそんなあなたへ向けて書きました。この記事では、ベビーシッターの仕事の流れや1日のスケジュール例、未経験でも安心して働けるために、シッター歴(もうすぐ)5年のわたしが心がけているポイントをお伝えします。

ベビーシッターの仕事のイメージが具体的に掴めるとうれしいです。



ベビーシッターの仕事の流れ:依頼から終了まで

ベビーシッターの仕事は、大きく分けて①「依頼を受ける」②「事前準備をする」③「当日保育をする」④「終了後の対応をする」の4つの段階に分けられます。

この記事では初心者の方がはじめてシッターをするときのおすすめ『ベビーシッター会社経由バージョン』をお届けします。

会社により細かな点は異なるかと思います。大まかな流れとして参考にしてくださいね。

①依頼を受ける

依頼を受ける際には、日時、場所、お子さまの年齢、アレルギー情報、依頼内容などを確認します。

派遣される場合、通常シッターは事前に親御さまと面談は行いません。お子さまの様子、家庭環境、保育方針などは事前情報が見られたり、事務局が情報提供してくれる場合があります。

②事前準備

依頼内容に合わせて、必要な持ち物や服装、情報収集(不明点を事務局に確認)などを行います。

持ち物としては、エプロン、着替えやタオル、おもちゃ、絵本、あなたの食事、飲み物など、子どもの年齢や状況に合わせて必要なものを準備しましょう。

服装は、動きやすく、汚れても良い服装が基本です。情報収集としては、お子さまの健康状態やアレルギー、性格、発達段階、好きな遊びなどを事前に把握できれば当日スムーズに対応できます。

③当日保育

当日は、開始時間にシッティングが開始できるよう玄関インターホン訪問を5分〜10分前に。洗面所をお借りして、手洗い、エプロン装置(必要に応じてマスク)を手際よく行います。

親御さま、お子さまと改めてご挨拶し、自己紹介、シッティング内容の確認をします。保育用品、場所の確認、お子さま情報を伺ってからお子さまをお預かりします。

まずは、お子さまとコミュニケーションを取り、打ち解け、信頼関係をつくることが大切です。遊びや学習サポート、食事の準備など、依頼された内容に合わせて保育を行います。

保育中は、子どもの安全に常に気を配り、怪我や事故のないように注意しましょう。保育園とは違い、ご家庭でのシッティングはシッターが安全な保育環境かどうかを速やかに判断し、整える必要があります。

また、保育中に気になったことや、子どもの成長を感じたことなどは、メモやスマホに記録しておきます。親御さまに報告する際に役立ちます。

※わたしはスマホメモを記録として使用する場合、はじめの引き継ぎ時にスマホ使用させていただくことを親御さまに了承いただいています。了承なしにスマホを触ると(社用携帯だとしても)不信感を抱かれる場合があります。

④終了後の対応

保育時間が終了したら、お子さまを親御さまに引き渡します。今日のお子さまの様子や、保育中に気になったことなどを具体的に伝えましょう。

派遣される場合は決まった紙のフォームがあるため、当日保育中に記入しお渡ししていました。

また、使用したおもちゃや場所は保育時間終了に間に合うよう片付け、清潔な状態にしておくことも大切です。

退室時は親御さまに丁寧にご挨拶し、その後事務局に報告書を提出するなど対応してください。

ベビーシッターの1日のスケジュール例:パターン別紹介

ベビーシッターの1日のスケジュールは、お子さまの年齢や家庭環境、依頼内容によって異なります。

ここでは、3つのパターンに分けて、ある1日のスケジュール例を紹介します。1日に2件訪問することもあるのですが今回は1件の場合をご紹介します。

平日の場合(親御さまは出勤、1歳6ヶ月お子さまとシッターが留守番)

  • 8:00 訪問、親御さま、お子さまと挨拶

  • 8:05~8:10 親御さま出勤

  • 9:00 おやつ

  • 9:30 散歩(児童館や公園)

  • 11:00 帰宅、昼食準備

  • 11:20 食事

  • 12:30 昼寝

  • 14:30 遊び

  • 15:00 おやつ

  • 16:00 散歩

  • 17:00 帰宅

  • 18:00 親御さま帰宅、引き渡し、報告

土日の場合(ご両親お出かけ、幼児ご兄弟と留守番)

  • 10:00 訪問、ご家族と挨拶、ご両親は在宅で家事や用事

  • 11:00 ご両親お出かけ、兄弟と室内遊び

  • 12:00 昼食(兄弟でそれぞれ時間がずれることもある)

  • 13:00 昼寝

  • 14:30(15:00) 遊び、おやつ

  • 15:30 散歩

  • 16:30 帰宅

  • 17:00 ご両親帰宅、引き渡し、報告

夜間の場合(1歳お子さまの保育園迎え、沐浴、就寝)

  • 18:00 保育園迎え

  • 18:15 帰宅

  • 18:30 沐浴、保湿

  • 19:00 夕食(離乳食)

  • 20:00 寝かしつけ

  • 21:00 親御さま帰宅、引き渡し、報告

上記はあくまで一例です。
お子さまの年齢や性格、家庭環境によってもスケジュールは都度大きく変わります。

ベビーシッターの心がけ(必須ポイント!)

ベビーシッターは、子どもの命を預かる責任の重い仕事です。そばに同僚がいないためすぐ相談できる人もいません。

シッターの判断は責任重大で常に気を張り続けています。(帰宅後は頭も体もとても疲れています☺️)

特に心がけていることは以下のポイントです。

ベビーシッターとしての心がけ

  • まずお子さまと信頼関係をつくる

  • お子さまの生活リズムに臨機応変に対応する

  • お子さまの気持ちに寄り添い、共感する

  • お子さまが居心地良く過ごせることを優先する

  • 親御さまとのコミュニケーションを密にする

  • 親御さまが何を希望されているか(希望されないこと)を確認

  • お子さまの様子や成長を具体的に伝える

  • 困ったことや不安なことは、遠慮せずに相談する

  • 他の部屋や収納を勝手に開けない

  • 事務局とも情報共有を密にする

  • 緊急時の連絡のとりかたを確認する

まだまだあるのですが、今後別記事で改めてリストを作ります。

今後は多様なスケジュールや困ったエピソード紹介

ベビーシッターの仕事は、子どもの成長を間近でゆったりと見守ることができ、やりがいがあり、時間が過ぎるのもあっという間です。

やはり肉体労働なのでとてもとても大変です…がたくさん笑うお仕事。シワは確実に増えますね☺️

この記事で紹介しきれなかった様々な家庭環境に対応するスケジュール例として、1日に複数件訪問する場合、病児保育、送迎、兄弟保育など多様なスケジュール例、困ったエピソードなども今後紹介していきます。

ベビーシッターとして活躍されるあなたの参考になればうれしいです!


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みどり
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