地域のクラブチーム離れと時代の変化から思うこと
皆さんはお子さんの習い事はどのようなことをしていますか?
ピアノ
英語
スイミング
野球
サッカーなど…
習い事をさせる意図は家庭ごとで違うと思いますが、その中でもスポーツは企業によるクラブチームでないと、親のサポートが必須なのは今も昔も変わらず。
時代的に共働き世帯が増え、休日はおろか練習日のサポートまでするのはかなりの労力です。勤め先の業種によっては完全サポートが不可な場合もあります。
そういったこともあり、スポーツ離れの子どもたちが増えつつあるのが現状だなと感じています。
当のわたしもサポートをする選択を取っていますが、なかなかに骨がおれる…
練習の見守り
早朝からの試合の引率
遠征の付き添い
その他含めて箇条書きにすると気が遠くなります。
年々に仕事が増えて土日の仕事が多いため、悩ましい日々がここ2年近く続いていますが、本人が辞めたくないと言うものだから厄介なのです。
また団体行動ともなると、子どもだけでなく親とのコミュニケーションが不可欠となります。
チームの環境にもよりますが、親の性格や価値観は人それぞれであり、そこにスポーツが絡むと親の心情が日々メタモルフォーゼします(笑)
タイプは様々ですが…
子どもが上手くいくように裏で手を回す親
親がコミュニケーションを取ることで、子ども間でも繋がりをもとうとする親
レギュラー獲得のために他の子どもたちを蹴落とす親
周りを都合良く丸め込んで洗脳させる親
仲間はずれをさせて辞めさせようとする親
無関心な親
非協力的な親
※全ての親がそうと限りません
普通はないの?
と言わんばかりに、みんな普通の皮をかぶって付き合っているので、そこはもう会社のような空間になります。
騙し合い、嘘、偽装などなど…親は子どものためを思って暴走してしまう場合もあります。
特に経験者の親の発言は説得力があり、未経験な親からしたら信じやすいのです。
そのようなコントロールをしたがる親をスポーツ毒親というそうです。
(この問題は体罰やパワハラや性被害も含まれています。)
このような野心を抱えて本音と建前が交錯し、相手を蹴散らしトップに上り詰めることばかり考えている環境にうまく対応していく方法をここ4年ほどずっと考えていましたが、まとまったので今日は初めてこの話題にしてみました。
まずは、なんのために通っているのかを考える
例に倣って我が家は
『バスケが楽しいから』
『もっと上手になりたいから』
という理由で通っています。
さらに細かく、上手になった先のことを考えながら方向性を定めていきます。
ただ、子どもの考えは変わりやすいこともあるため、定期的に認識の確認をしています。
そして親の介入度合いを考える
そうなると、子どもに活躍してもらいたいと思うのは当然のことではありますが、介入の程度によってはトラブルを起こすきっかけとなり、スポーツ毒親と化すかもしれません。
予防として2つの介入が必要となります。
子どものサポートへの介入
技術向上のためのサポートがメインとなりますが、練習に付き合ったり口出しをする程度です。
思春期を迎える子どもからすると、親の口出しはイラっとくるものです(笑)
程度や言い回しを考えてサポートをします。
わたしは経験者ではないので、練習サポートに徹しています。
また、試合後に気になったところの確認を子どもとするようにしています。
親またはコーチとの距離の介入
子どもの性格によっては集団行動が苦手とする子や無意識にトラブルを引き起こすタイプの子もいます。
特に言葉尻や端から見れば大したことのないことでもトラブルになり得ます。
だからこそ、ある程度チーム内の親とのコミュニケーションは取る必要があります。
ただ、間違えない方が良いことと言うならば、『子ども同士友達≠親も友達』ということ。
親同士でも節度を弁えながら、仲良くなれば良いですが、親も人なので友達と認知する自由はありますし、気が合わなければ距離を取られることもあります。
そこに一喜一憂する必要はなく、ライトな関わり方をするのがベストだと思います。
習っているのは子どもで、上手くやっていくのも子どもたち、親はあくまで脇役なことを忘れないように。
(これを忘れるとモンスターへ一歩前進です(笑))
親同士で子どもの現状に悩みがあれば信頼できる親やコーチに打ち明けたり、また、仕事上の問題で協力が難しくなってしまう場合は、事前にコミュニケーションを取っていく方が子どもにも影響が起きにくいので、ここは割り切ってコミュニケーション取ることをおすすめします!
まとめ
根本的に部活に近いので、まずは体験に参加すること。
概要や分からないこと不安なことを相談して確認すること。
まずは親が続けていけるか思案し、難しいようであれば早々に辞退するか企業によるクラブチームも検討すること
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