単材弓(単弓/丸木弓) Self bow その1 パドウク African Padauk / Pterocarpus soyauxii
日本では、平安時代には単材弓から複合弓に置き換わったようだ。
趣味であっても、単材弓を作る者は稀のようである。
英、米では狩猟に実用できる、或いは、伝統競技に使用する単材弓の自作は珍しくない。
彼らの知見も参考に、各種木材からの製作を試みる。
イングリッシュ ロングボウ等は、単材とはいえ、引っ張りに強い辺材部、圧縮に強い心材部という天然の複合材的性質を使う(背に辺材部、腹に心材部)が、材料入手が難しい。
当面は主に心材部の製材を利用してみる。
張力 約19.5㎏ (56cm)