認知症の方たち、コロナは理解できない人も多い
箕面市内のデイサービスセンターへ行ってきました。
瀟洒な邸宅が立ち並ぶ地域、この辺りは昔から大きなお屋敷の多い地域だそうです。駅からはだいぶ離れており、商店らしきものは見当たりません。
静かな環境です。
そんな一角に、デイサービスがあります。一軒家をリノベーションしたデイサービスです。まるで自分のおうちに居るような居心地の良い施設です。(内部の写真をお見せできないのが残念ですが)
毎月、曜日を変えて2回、【歌声広場】を開催しています。
ピアノのまわりに椅子を配置してくださって、30人ほどのみなさんが集まってこられます。
緊急事態宣言発出のために4月の後半から中止となっていましたが、ようやく再開。
「先生、どうして長いこといらっしゃらなかったのよ~~」
「お久しぶりですねぇ~、また会えて嬉しいです!」
「先生、長い間お顔が見えなかったからどうされたのかと思っておりましたよ」
皆さん、楽しみにしてくださってたのに、申し訳ない。
でも、仕方がないのですよ、感染予防の点から外部の入館者は制限されるのですから。(「ごめんなさいね、あまり来れなくて」と返事しています)
終了後、スタッフさんたちとお話しておりました。
「良いのか、悪いのか、コロナのことは理解できない人も多くて。でもマスクしましょうね、には素直につけてくださいます」
認知症の人が多いということで、、、過剰な不安が無いのが救いかもしれません。
歌い、笑い、明るくにぎやかな1時間でした。