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謙虚でいたい


わたしは柔軟性がなくプライドが高い人間になりたくないと思っている。

年齢を重ねると、経験値や実績が増えて無意識に自分の選択が1番正しいなんて思ってしまう時がある。

それは大人同士だけではなく子供との関係も含まれる。

これは会社の中での出来事だ。

会社での出来事

社内である決定がされた。役員の決定は、絶対だ。基本的に意見を求められない限り社員は会社の決定に従うことが仕事だ。

ちなみにこの決定の内容は言えないのだけど、『新しいやり方』と言えるだろう。私個人としては新たな挑戦はどう転んでも成功だと思っている。留まっていることが失敗だと思うからだ。

しかし年配の役職者たちは少しばかり納得がいっていない様子。変わることが嫌いなのだ。

当然役職者たちは決定には従うが、少し自分流にしてしまったり、前のやり方に戻したりなんとも姑息な手口で反発するのだ。

そんな折、役職者が私に指示を出す。
『これは前のやり方でやって』
…いいのですか?この事案に関してだけでしょうか?確認はされましたか?していない、、でも新しいやり方に…

『いいから!やって』
…はい


という具合だ。呆れてグゥの根もでない。

しかし私個人的な評価が下がると困るため、すべてチャットやメールは記録しているため自己保身はバッチリ。

役職者は会社の決定より自分のやり方の方がやりやすいため、そのやり方を手放せないのだ。

なんとも柔軟性にかける人間だ。
こんな人間を役職の席に置いている会社にも問題があるのかもしれない。

意外とよくいる

私は大人になってから何社か転職をしたが、この手のいざこざは多いと思う。役職という地位はトップではないが多少の力はあるという特殊な地位だ。いろいろと悩みはあるのだろう。プライドもあるのだろう。かと言って役員に意見できるほどではない。

その下についているのだから、私が何を言っても無駄なのだが。

こういうことがたまに起こるが、今の会社はとても好きだ。完全在宅勤務でカメラを設置されているわけでもない。個人の裁量で仕事を任されているし、やることさえやっていれば何も言われない。幸せな環境だ。


仕事のやり方は人それぞれ

『会社のためにはこうした方がいいです!』
と意見したこともあった。役員はその案はいい案だ!といった。ただ決定までが長く、会議会議で世間話に呑まれ諦めたものだ。

『会社のために』という気持ちは今も変わらない。ただ、社内の人間を変えようとは思わない。私は自分の仕事を納得いくように仕事をするだけだ。

『仲間やお客様の役に立つ行動をする』
『自ら考え、率先して実行する』
これを自分の仕事の肝としている。

私に関わる人すべての人の役に立ちたい。
『あなたがいてくれて効率化できたよ』
『あなたに任せると安心だね』
なんて言われるとよだれがでる。

気をつけたいのは傲慢にならないこと。
『会社のためにやったことなのに!』
となってしまったら悲劇のヒロインの登場だ。
私は自分が納得する仕事をするために行動しているわけで、相手が受け入れるかどうかは別問題だ。

だからこそいつまでも謙虚でいたい。
謙虚に学び、観察して、柔軟に考えを変更し、より良い今をみんなで考えていきたい。
そんな仕事をし続けることができたら幸せだなと思った。


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