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いろんな人をつなぎたい、茶畑レストラン

こんにちは、グリーンディスプレイ トヨオカです。

オチャノキプロジェクトについて今回はまたちょっと違った視点からnoteを書こうと思います。

先週私たちは静岡県富士市にいました、なぜかというと

茶畑レストラン」に出席するため。

ワインの世界では、収穫が終わった後に関係者を集め、ワイン畑の中で食事を楽しむ習慣があるとのこと。
お茶の世界でも同じようなことをしたい。という考えから始まったChastronomy

昨年のnoteでもご紹介した、日本茶専門店「茶箱」共同代表を勤める岡部宇洋さんがプロデュースする「お茶×ガストロノミー」をテーマに、更なる可能性を創造すると共に、その土地の気候、風土、食文化などをその地でしか作れないお茶と料理の体験コンテンツを作るプロジェクト「Chastronomy 」。

静岡県富士市の茶園「秋山園

静岡を拠点に食材にこだわり身体と心に優しいパン作りをされている「EATable bake&deli」貴家真由子さん

和菓子教室「ももとせ」代表の安田由佳子さん

ご協力のもと開催された、茶畑の中でお茶と料理を五感全てで体感していただく1日限定の茶畑レストランを開催しました。

実際にお客様をお呼びする本番を秋頃開催に備え、お客様をお呼びする側の立場としてまずはグリーンディスプレイのメンバーが参加することになりました。

道に迷いながらも、お昼前に開催場所である秋山園に到着。代表秋山勝英さんと奥様の静子さんと愛犬のラン君フク君が笑顔で迎えてくれました。

お茶の魔術師と呼ばれる茶師 秋山勝英さん直伝。オチャノキの苗植え

ちょうどこれから植えるオチャノキの苗があるとのことで、お食事会の前に苗植え体験をさせて頂くことに。

明治時代から続く秋山園では栽培から製茶・販売まで一貫して行なっています。

取り扱い品種はなんと40種類と日本一。お茶の魔術師と呼ばれている茶師 秋山さんからレクチャーをして頂きます。

お茶の「香り」にとてもこだわっており、品種ごとにどの製法が一番香りを引き出すことができるのか日々研究されています。

女優の○○さんとすれ違った時にしそうな香り〜と表現すると伝わりやすいんだ、と面白い例え方を教えてくださりました!

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お茶うがいのことや静岡は本当に蛇口からお茶が出るの?などワイワイ話しながら植えていきます。とても貴重な体験です。

通常新茶を摘むまで植えてから3~5年ほどかかるそうですが、秋山園では植えて1年後に新茶を摘める状態になります。来年も再来年もここに来よう誓いました!自分たちが植えたお茶がどんな味なのか楽しみです。

そして茶畑見学へ

日本茶インストラクターとして、静岡県内の幼稚園や学校などでお茶の良さを知ってもらえるよう活動をされている静子さんに茶畑をご案内して頂きます。新芽が出ていない木に「この子はまだ寝ている顔してるわね!」と我が子のように話しかけます。お茶を大切に思う気持ちをとても感じました。

中には摩利支 という大変希少な品種も!海外でも大人気でなかなか茶葉を購入することは難しいそうです。いつか飲んでみたい・・・。

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広大な土地にピシッと並んだ姿が美しい!一列ごとに違う品種が植えてありよく見ると葉の色が違いがわかります。

続いて・・・

お待ちかねのお食事タイム

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前菜メインデザート合わせて4種のお料理とお茶。

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芽キャベツや菜の花、秋山家のお庭で収穫したノビルなど旬の食材が春を感じさせます。

お皿が変わる毎にお料理とお茶の説明をして頂き、口に運ぶと・・・お料理とお茶のマリアージュする瞬間を五感で理解するのが分かるんです!

お茶と料理が互いを引き立て合います。そしてこの絶景。前は茶畑と駿河湾、後ろは富士山(この日は雲がかかっていました・・・)。

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苗木植え体験や茶畑ツアーを経たことでさらに際立つお茶の味。(まさに去年茶箱で体験したことだなと感じました!)

それはもう語彙力が足りないことを悔やむほどの贅沢な時間です。

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どれも素晴らしいペアリングでしたが、豚肉 煮込み ローズマリー添×印雑131のペアリングが個人的にナンバーワンでした。

忘れてはいけない茶畑レストランを開催する意味

そもそもオチャノキプロジェクトは休耕地のどうにも出来なくなってしまったオチャノキに新たな価値を見出し再活用することによって生まれた利益を、里山の整地や活性化のために還元することが目的です。

オチャノキプロジェクトに共感をして頂ける方、お茶に関わる方、里山の活性化に携わる方、などなど多方面様々な方を繋ぎ合わせ、新たなコミュニケーションが生まれる場づくりになって欲しいです。

更地にした茶畑に違う農作物を植えてみたり、地域活性化のために使ったり、オチャノキプロジェクトに関わることによって次の未来が見えるような取り組みが生まれる、そんな使い方を色々な方達と今後していきたいなと思います。

私たちの思いとして、オチャノキを使った・良かった・おしまい。だけでは終わらせたくなく、オチャノキを活用したことでこのプロジェクトに関わる人や地域を豊かにするお手伝いが出来たらと考え、
そのために茶畑レストランが出会いの場になればいいなと思い、開催を決めました。

休耕地剪定前2






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