月末月初・・・
9月30日は、いろいろなことを片付ける
手を広げ過ぎていたものは部分的に辞める
シニアにはシニアの生き方をしないと自分を苦しめる💦
猫たちも無理をせず、過ごしてくれればよいが、人の思うようには行動してくれない
コミュニケーションが難しい
1年の3/4が終わる、2024年のスタートからいろいろなことがあり、長いようで短い、しっかりとして方向を持って行動だ
10月もよろしくお願いいたします
『源氏物語』第27帖「篝火(かがりび)」
『源氏物語』第27帖「篝火(かがりび)」は、物語の後半にあたる重要な巻です。この巻では、光源氏の息子・夕霧(ゆうぎり)の恋愛が中心となり、また光源氏自身の内面的な苦悩や老いが描かれています。
あらすじ:
光源氏は、須磨や明石での流謫(るたく)生活から戻り、栄華を取り戻したものの、年齢とともに心の安定を欠くようになります。彼は過去の栄光に対する執着と老いへの不安を抱え、孤独感を深めていきます。
一方で、源氏の長男である夕霧は成長し、恋愛や政治において活躍を始めます。夕霧は雲居の雁(くもいのかり)という女性に強い思いを寄せていますが、彼女はすでに他の男性と結婚することが決まっており、夕霧の恋は実らないまま終わります。
主な登場人物:
光源氏 - 物語の主人公であり、物語のこの時点では50歳前後。栄華を誇るも、老いと孤独に悩む。
夕霧(ゆうぎり) - 光源氏と葵の上の息子。物語では彼の恋愛や成長が描かれる。
雲居の雁(くもいのかり) - 夕霧が恋する女性。しかし彼女との恋愛は実らない。
明石の御方 - 夕霧の母であり、光源氏の愛人の一人。
主なエピソード:
光源氏の孤独と老い:光源氏は過去の栄光に執着し、老いに対する不安を抱えるようになります。須磨や明石での過去を振り返り、人生の儚さを感じます。
夕霧の失恋:夕霧は雲居の雁に恋をしますが、彼女は他の男性と結婚するため、彼の恋は実りません。この出来事は夕霧の成熟と成長を象徴しています。
「篝火」の巻は、光源氏の物語が次第に陰りを帯び始め、彼の精神的な転機と、次世代である夕霧の登場が際立つ巻となっています。