ミケまで不調?
17日、曇り空続く、雨が降りそうで降らない
外出する際は折り畳みの傘を持ち歩く
時間があるときに耳鼻科通院
この2週間、うがいをしていても、くさ玉が良くできるので、薬をもらってしばし治療
ミケはのんびりと過ごしている
食べてよく寝ている、1頭猫になり6日目、寂しさはあると思うが耐えているようだ
最初のころは食事量が増えていたが今は通常になっている
午後4時から急に吐く、何回も胃液をはいている
午前中は食欲がなかったが、便とトイレをしていた
ミッキーのいないストレス、消化不良?、経過観察中です
『源氏物語』第44帖「竹河(たけかわ)」
『源氏物語』第44帖「竹河(たけかわ)」は、物語の終盤であり、「宇治十帖」の一部を構成しています。この帖では、物語の中心人物が光源氏の息子である薫(かおる)や、匂宮(におうのみや)に移り、光源氏の晩年とその後の世代の物語が描かれます。
主な登場人物
薫(かおる): 光源氏の息子であり、主人公の一人。深い精神性と穏やかな性格を持つが、出生の秘密(実は光源氏の子ではなく、柏木と女三宮の子)が彼の内面に影響を与えています。
匂宮(におうのみや): 光源氏の孫であり、もう一人の中心人物。華やかな容姿と自由奔放な性格で、女性たちに人気があり、薫とは対照的なキャラクターです。
大君(おおいぎみ): 八の宮(光源氏の弟)の娘で、薫が恋い慕う女性。穏やかで控えめな性格ですが、病弱であり、長く生きることができません。
中君(なかのぎみ): 大君の妹。大君の死後、薫と匂宮の双方から関心を寄せられることになります。
あらすじ
「竹河」の帖では、主に薫と匂宮の恋愛模様や、彼らが関心を寄せる女性たちとの交流が描かれています。
薫は、大君に深い思いを寄せていますが、大君は病気がちであり、積極的な恋愛には進展しません。薫の心は複雑で、彼女への思いと、彼女が病弱であることへの無力感が交錯しています。
匂宮は、中君に強く惹かれますが、中君は姉・大君を心から敬愛しており、その死後も彼女の影響を強く感じているため、簡単には匂宮の感情に応えません。
エピソード
大君の健康が悪化し、彼女の死が近づくにつれて、薫は深い悲しみに包まれます。このエピソードは、薫が自分の愛情のはかなさを感じ、恋愛に対する無常観を深めるきっかけとなります。
大君の死後、薫は悲嘆に暮れますが、その後、中君との関係が焦点となります。薫と匂宮の二人は、中君を巡って対照的なアプローチを取ることになります。
テーマ
「竹河」の帖では、恋愛の無常観や、世代を超えた人間関係の変遷が描かれます。特に、薫の内面的な葛藤と、彼が恋愛や人生に対して抱く諦念が強調されています。また、匂宮の奔放な愛情表現が、薫の慎重で深い感情と対照的に描かれ、物語の中で人間関係の複雑さが浮き彫りにされます。
この帖は『源氏物語』全体の中でも比較的静かな進行の中に、人生の儚さや恋愛の移ろいが深く描かれている部分です。