動物病院へ
2にゃんのワクチン接種と血液検査などのために通院
通院では大掛かりになり、数時間は大変だ
血液検査があるので朝食は抜き、これで昼頃に行くので大騒ぎが起きる
帰宅するまでが難関💦
23日、朝は雨だったが昼前には曇り空、徐々に青空が広がる
まだ湿度と気温は高いが、朝晩は過ごしやすくなった
エアコンがオフになり、換気をするだけで心地よい
『源氏物語』の第21帖「少女(おとめ)」
『源氏物語』の第21帖「少女(おとめ)」は、光源氏の子供である夕霧を中心とした帖で、彼の成長と恋愛を描いています。この帖は、物語全体の中でも若い世代の恋愛模様が展開され、物語が次の世代へと移行していく重要な役割を果たしています。
あらすじ
「少女」では、夕霧が年頃になり、恋愛に対する関心が高まってきます。夕霧は光源氏の正妻である紫の上の義理の娘、雲居の雁(くもいのかり)に心を寄せています。二人は幼少期からの知り合いであり、夕霧は彼女への愛情を育んでいきますが、雲居の雁は母の反対もあり、夕霧との関係がなかなか進展しません。
その一方で、夕霧は宮廷での勤めや学問に励み、父である光源氏に似た優れた才気を見せ始めます。恋愛感情と社会的な義務との間で揺れ動きつつも、夕霧は次第に立派な青年へと成長していきます。
主な登場人物
夕霧(ゆうぎり): 光源氏と葵の上の息子で、この帖の主人公。父である光源氏に似た才能と容姿を持ち、成長していく過程が描かれています。
雲居の雁(くもいのかり): 夕霧が恋する相手。彼女は母親の反対を受けながらも夕霧との関係に悩んでいます。
光源氏(ひかるげんじ): 夕霧の父親であり、物語の中心人物。彼は夕霧を見守り、父としての影響力を持ち続けています。
紫の上(むらさきのうえ): 光源氏の正妻であり、夕霧の義理の母。夕霧と雲居の雁の関係を心配しています。
エピソード
夕霧と雲居の雁の恋: この帖の中心的なエピソードは、夕霧の初恋ともいえる雲居の雁への愛情です。幼い頃からの関係でありながら、母親の強い反対により、二人の仲は進展しません。この葛藤が夕霧の成長と彼の人間性を深く描き出しています。
夕霧の成長: 夕霧は宮廷での役割を果たすべく、学問や礼儀作法に励んでいます。光源氏から受けた教えをしっかりと守り、父親の期待に応えるように成長していく姿が描かれています。
テーマ
「少女」では、若者の恋愛感情と社会的な義務や家族の影響がテーマとなっています。夕霧の恋愛の行方が重要視されつつも、彼の成長とともに物語は次の世代へと進んでいきます。
この帖を通じて、光源氏の子供たちが次の物語の中心となることが示され、物語全体の新たな展開を予感させます。