手放しと統合についての勘違いしていた話。
私は、2020年3月にアセンションしようと決めてから、いわゆる統合ワーク始めましたが、2ヶ月以上もの間、手放しを勘違いしていました。
手放しと統合は、ネガティブな感情や自分にとって不快なバイブレーションを感じた時にする方が多いと思います。例えば、その感情を何かの物質のようなものとしてイメージし、自分の中から出し、輝く光(源の光)に向かって投げ、光に吸収された後、輝く光となって自分に降り注ぐイメージをすることで、その感情を光として自分に統合していく、というような感じです。そうすることで、自分の中のネガティブな感情がなくなり(気にならなくなり)、軽い波動になっていくようです。
私はその基本的な部分を理解していなかったために、なかなか変化できずに、日々を過ごしていました。
第1期:論理的思考でネガティブな感情を手放そうとする
最初は、手放しを行うというよりも、頭で考えて、理論によって不快な感情をなくそうとしていました。自分の感情にフォーカスするのではなく、起こった出来事にポジティブな理由をつけて、捉え方を変え、自分の感情を変化させていました。
例えば、嫌な気分になるニュースを見たときには、こういうことをする人もいることで人類、生物は様々な進化をするとこができたんだ、と捉えるとか(笑)
これ、かなりつらかったです。自分が納得していないのにそう思おうとすると、どんどん苦しくなるんですよね。そして、まったく手放しでも統合でもありませんでした。。
第2期:ネガティブな感情を自分の外に出すことで手放そうとする
次に、いろいろ調べて勉強して、手放し、統合のワークをするようになっても、まだ勘違いをしていました。ネガティブな感情をいだくと、そこにフォーカスし、手放そうとして、ワークを行なっていました。
ネガティブな感情を持つと苦しかったりつらかったりするから、自分のなかから外に出そう、という意識でワークを続けていました。こうなると、常にネガティブな感情にフォーカスして、そればかり考えてしまいますし、外に出すことで、見ないようにする、自分から分離させようという意識に向かっていました。常に外に向けた意識でいて、自分と向き合うということをしていないので、ネガティブな感情は出しても出してもなくなりませんでした。
手放すという言葉だけ取り出して、勘違い
そもそも、アセンションするには、自分と向き合い、受け入れていくことから始まると言われています。自分のネガティブな感情を受け入れないで、手放すだけでは、まったく統合できていませんし、ただ見ないようにしただけで、存在し続けています。
だから、むしろ、手放すという言葉だけ取り出すと勘違いしてしまうのかなと思います。『手放して統合する』までがセット。統合するために一旦手放し、別の波動となったものを自分に統合するということだと、今は捉えています。
ジャッジしなことが第一歩
手放しをする前に、起こった出来事やネガティブな感情を肯定も否定もしないというところからスタートなのかなと思います。いいとか悪いとか判断しない。
自分の中にネガティブな感情が浮かんできても、自分にそういう感情があることを認める。あー、こう思ったんだ、そう感じたんだ、と。
ここは結構難しくて、いろいろ試しました。
こういう感情も含めて、いろいろな感情を経験するために生まれてきたんだ、良い悪いじゃないんだと自分に言ってみる。
不安に思うことは悪いことじゃない、大丈夫と言ってみる。
しなくてはいけないことなんかない、と思う。(実際、調整可能なこと、やらなくていいことはすごく多いです)
それでもやはり、その感情は消えずモヤモヤと残るので、そこで統合のワークをやってみると、少しずつ受け入れられるようになってきました。
私の場合は、自分が心地よくない感情をいだいたときは、それを自分の中で光で包み、その感情に対して、大丈夫だよ、光に変化して自分の中にいてね、と伝えるイメージをしています。
ネガティブな感情が少なくなってきた
最初は難しく思えた、「物事も感情も、いいとか悪いとか判断せず、そのまま認識する」ことは、やり始めると、自分にとっても、すごく楽なことでした。
「こうすべき」「こうしないのはよくない」と思わなくなると、ムカムカしたり、不安になったりすることが少なくなってくるのです。
そして、自分の感情を、あってもいいんだ、と受け入れると、その感情が薄くなっていく感じがします。ネガティブな感情としてではなく、そのままの気持ちとして自分の中に統合されていっているのかもしれません。少なくとも、気持ちは重くならずに過ごせるようになってきています。
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