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皮膚筋炎の疑い(AC療法の前に疑われた件)

本題の術前抗がん剤については書き終わりましたが、途中皮膚筋炎を疑われた件についても書き留めます。

カルボプラチンのアレルギーが出た↓

この時の高熱から瞼が赤く腫れてしまい、なかなか治りませんでした。
高熱の副作用なのかなぁ?
お風呂に入って化粧を落とすと瞼が赤いし、朝になると結構な腫れ具合・・
今となれば抗がん剤の副作用のむくみだった気がするけど。

そして、お風呂から出ると両手の甲がピリピリ痛くて痒くて、塗り薬を処方してもらっていましたが、何種類試しても、水でも何でもとにかく痛痒いのが治らず、一部、尺骨頭と手首の近くの皮膚が硬くなって、足のかかとのひび割れみたいな感じになっていました。
血行が良くなると痛痒くなるカンジ。

わかりにくい写真しかないけど、手の甲側が乾燥でガサガサ

毎週の点滴でちょくちょく相談してたんだけど、
AC療法の前にMRIがあって、ついでに皮膚科を予約してもらったので、
あ、なんか効く塗り薬もらえるのかな?
くらいの気持ちで行きました。。

MRIもすでに経験済み

パクリ+カルボ+キイトルーダでどれくらい効果があるかのMRI検査をAC療法前に受けました。
事前にググって、金属のない医療用ウィッグで行きましたがやっぱり取らないとダメだって・・使い捨ての医療用キャップをくれるそうなのでそれを被って受けました。
MRIなので、化粧もできないし、眉毛もまつ毛も髪の毛もないしでなんか嫌だったなぁ。

そして終わった後に皮膚科へ行くと・・
皮膚科の先生「まぶたの赤い腫れと、手の甲の炎症から皮膚筋炎を少し疑っていますので、検査をしましょう」
皮膚筋炎ってなんぞ?聞いたことない・・
皮膚科の先生「疲れやすかったり、力が入りにくいとかはありませんか?」
いや、特にないかな。検査って血液検査ですか?
皮膚科の先生「血液検査もだけど組織を取って検査しないと確定できないの」
え・・組織を取・・る・・??
皮膚科の先生「この炎症が起きて硬くなってるとこの皮膚を5mm四方切開して取って検査するんだけど、、もちろん麻酔しますよ〜」
切開・・・麻酔・・・え・・・塗り薬もらいに来ただけの心持ちでそれはちょっと・・・血液検査だけじゃ絶対ダメ?切るやつしなきゃダメ・・??
皮膚科の先生「うん、しないとわからないから」
うええええぇえぇえええ・・・

粘りましたがダメでした・・・
切開するそうです涙

別室のベッドに寝て、処置されることになりました・・
手の甲とか絶対痛いじゃん
麻酔するっていうけどその麻酔が痛いじゃんか
麻酔の麻酔はないんですか涙
あっ!そうだ冷やしてからとかダメですか・・?
とダメ元で聞いたら「冷やすのは大丈夫!保冷剤持ってきますね!」とのこと!!!まじ!ありがとうありがとうありがとう
突然の切開に心臓止まりそうなほどビビってたので、看護師さんがずっと手を握っていてくれました・・・
神か・・・
わたしは何度、看護師さんという神に出会ったことか・・
ここにも神がおった・・・

痛み・・

尺骨頭と上記の写真の手首の上くらいの2ヶ所どっちの組織を取るか、
先生も悩んでたけど尺骨頭だと手を使うたびに裂けちゃって治りにくい(利き手だし)から、こっちでなんとかいけるかなーと手首の上のとこを切開しました。
よもやこれって日帰り手術になる?って聞いたら、たぶん検査だからなりませんwって言われた。
こんな痛い思いして手術給付金も貰えんのかよぉおお。

しかもこの検査の中で写真も撮られた。
皮膚の症状の記録用だそうだけど、、紙パンツと紙ブラで全身のお写真・・
MRI撮った日だったからすっぴんの顔も・・
あー・・・モルモット感がすごすぎて・・心が折れました・・・

ウィッグ取って、頭も眉毛もまつ毛もない姿でMRIに入り
突然手の皮膚切られて、紙の下着で全身の写真・・・
なんかもう終わった・・色々終わった・・・

切開後の注意事項

後日、結果は(今の所)皮膚筋炎ではなかった。
皮膚筋炎は間質性肺炎を引き起こす可能性もあり予後も良くないという記事を見てビビってた・・
そして結果が出る前にAC療法の初回入院をしてたんだけど、先生は「皮膚筋炎の疑いはあるけど、今のところ症状は少ないしこの点滴を完遂して完全奏功する方が重要だから、結果は出てないけど進める方向でいきましょうね」と言われた。
やっぱりスケジュール完遂が第一目標であることに変わりはない。
カンファレンスでわたしの症状を免疫内科の先生が疑ってくれたらしいけど、多方面からフォローしてくれるってありがたいなぁ
手術後に1回免疫内科の診察がありましたが、AC療法中に瞼も手の甲の症状もほぼ改善したので卒業となりました。

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