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人生は旅|奥の細道に魅せられて

松尾芭蕉の「奥の細道」に魅了され、いくつかの書籍を通じてその深みを探求しています。同じ俳句であっても、解釈の違いが数多く存在することに驚かされ、芭蕉が描いた世界がいかに多層的で豊かなものであるかを実感しています。

なぜ「奥の細道」が長きにわたり多くの人々を魅了してきたのか、その理由が少しずつ見えてきました。そして、写真家としてもこの作品に触れることで、特に自然や風景写真との向き合い方が違ってきています。芭蕉が言葉で切り取った風景を、私は写真という形で自分なりの表現ができるのではないかと妄想しています。

これから訪れる土地で、どのような新しい視点や「キリトリセカイ」を見出せるのか、芭蕉が辿った道を追いながら、私自身の人生の旅もさらに深みを増していくように感じます。これからの出会いと発見に、心が躍るばかりです。

芭蕉が辿ったルートを順番に行くというスタイルはできませんが、休み休みにノープランで写真旅を続けて行きたいと思います。

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