りょー

感じたことを書くようにしています。 共感してくださる人がいれば嬉しいです。

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最近の記事

29歳でヒッチハイクをした話 第二話

ヒッチハイクをする上でホワイトボードが必要だと考え、ドンキで購入。ありがたいことにペンもついていた。ホワイトボードと数枚の着替え、その他何かしらを持ち外に出た。 とりあえずSAがあるところまで歩こうと思った。そこから誰かしら乗せてくれると思っていた。しかし一向に入口が見つからない。そう、SAは高速道路の中にあることがほとんどで 徒歩ではではほぼ入れないのだ。私は29歳にして初めてそのことを知った。(衝撃) なので高速道路に入る前の信号で、拾ってくれる人を探し始めた。「京都まで

    • 言葉は水

      言葉は水のようなものだと思う。 水は人が生きていくためには必要不可欠なものであると同時に、水圧を上げればなんでも切れる凶器にもなってしまう。 昨今SNS上での言葉という刃物が多くの著名人を傷つけている。優しい言葉は人を救い、鋭い言葉は人の心を容赦なく突き刺しボロボロにしていく。決まった形を持たない言葉は、時に変幻自在に無意識的に当事者の心臓に突き刺さり殺してしまうこともある。 恐ろしい凶器としてではなく、誰かの喉の渇きを潤す使い方ができたらいいのになと僕は思う。世界が優しくな

      • あなただけの色

        昨今有名人の失言や不倫などで騒がれている。 人は良い部分より悪い部分にに焦点が集まってしまう。ネガティブな言葉はポジティブな言葉より深く胸に突き刺さり、中々抜けてはくれない。 まるで真っ白の絵の具の上に一滴の黒い水滴を落としてしまうだけで、その色はもう黒になってしまう。どれだけ善行を重ね限りなく白に近づこうとしても決して元の色には戻らない。 色が加えられる過程は人生と同じで、混ぜ方や加える色で綺麗な色にも、ドスの効いた色にもなりうる。 完成した色に良いも悪いもない。あなただ

        • 29歳ヒッチハイクをする。前章

          去年の夏頃毎日のように友達に電話で死にたいと言っていた。一つのことに押しつぶされることが原因ではなく、目標がなく毎晩記憶が飛ぶまで酒を飲み、ゾンビの如く目覚める生活を繰り返していくうちに、本当に死人のようになっていたからだと思う。毎日の生活に刺激がないため酒で刺激を補完していたのだろう。目標もなく酒で記憶を飛ばし、気づいたら視界には家の天井。そんなことを繰り返すと当然思考、そして身体が狂いはじめる。やめないといけないと思いつつも脳が完全に蝕まれているが故に酒なしでは生きられな

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