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Photo by
hanauri_boi
透明な存在
私は遥か以前から、周囲に【どこにも所属したくない。認識されたくないからずっと同じ場所にいるのが無理】等とよく分からないことをいい続けてきた。
下記の記事と矛盾しているが、どっちも本音なのである。
個人事業をやろうと思ったのも、この所属して認識されたくない。という思いがかなり強い。
会社なら例えば、1年くらいたったら他の場所に移動するみたいな流動的なものがベストだ。
しかし、そんな全ての希望に沿うというのは今のところ無い。
なので、なるべく人数の多い場所に入って自分という存在をよく分からないあやふやなものにするというのが心穏やかにできる秘訣だ。
なんでそんな事を思うのだろう?と内観したところ、所謂密着した関係性が異様に苦手というのがある。
私は家族でさえ結構ドライで、数カ月に1回実家に行って安全確認が出来たら良いや。くらいなもんで、必要でなければひっそりと過ごしている。(親戚の年配者への訪問は別。これは必須だから苦ではない)
だから家族でもない会社の関係性が密になるなんて、本気で耐え難い事態なのだ。
酒鬼薔薇は【透明な存在としての自分】を虚しく感じていたのかもしれないが、
私はいつも半透明で居るんだか居ないんだかよく分からない、でも何となく存在を感じる。
というような自分でいたい。
そして最近カウンセリングをしている知人から、人間関係のベストは
【顔は知ってるけどあまり話したことはない同じクラスの人】といのを聴いて納得しか無かった。
私は間違っていなかったと。
その理由は、
近くないから面倒に巻き込まれず、なんとなくその人が困っていたら助け合える関係性だからだそう。
やはりこれでいいのだと思った。
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