うまくいった【ホールドスチール】とは

2024年8月24日 21:34

どうも、愛犬家の「ちーさん@勉強中」です。

今回は【ホールドスチール】について書いていこうと思います。

【ホールドスチール】は、今までの記事で何度か登場しているうちの愛犬のキレて噛みついてくる男の子には、とても有効なしつけだったと私的には思っています。

ただ、やり方が色々とあって、最初に勉強したホールドスチールのやり方は、個人的には失敗だったなぁ、と思いっています。

その子その子で違いはあるかと思いますが、我が家の失敗例と成功例が少しでも役に立てたら嬉しいと思います。

それでは、いってみましょう。

【ホールドスチール】とは

やり方は色々とありますが、基本は犬を仰向け（お腹を見せた状態）にして、動きを抑制して、主従関係や信頼関係を作るものだといわれています。

ホールドスチールができるようになると、「爪切り」や「歯磨き」など、なにかとお世話するときに、ためなります。

やり方は本当に色々あるようで、犬を人間のお腹に仰向けに乗せて、犬の頭を人間の頭の方に向かせるもの、逆に足の方に向かせるもの、また、人間には乗せずに、床に寝かせて行うものなどなど。

この色んな方法があって悩まされるのは、犬のしつけあるあるですね。

それぞれ性格が違うので、これは我が家では失敗したということはご了承ください。

最初にお迎えした女の子にしたホールドスチールは、私の体に乗せてがっちりと抑え込んで体を動かせないようにするものでした。

仰向けにして、左手で前両足を、右手で後ろ両足を掴んで動けなくします。
そして、ジタバタとしなくなるのを待ちます。

今思うと、女の子は怖かったんだと思います・・・。

それでも、初めての犬を迎えて、初めてホールドスチールを知って、初めて教えられたものを、これが正しい方法だと信じ込んでしまっていました。
暴れるのは、我がままだと。

結果、女の子は今もホールドスチールというか、私の体の上で仰向けにされるのが苦手です。

嫌なことをされるという意識なのか、体に力が入っているのがわかります。

男の子をお迎えしたとき、また新たにしつけを勉強してたとき、同じホールドスチールでもやり方が違うものに出会いました。
それまで、違う方法があるとは思ってもいませんでした。

それは、同じようにお腹に仰向けに乗せるのですが、無理に押さえつけたりはせず、お腹から落とさない程度に支えて、ゆっくりゆっくりと撫でていきます。

このとき、起き上がろうとしたり、逃げようとしたときだけ、軽く押さえます。

本にも書いてたのですが、そうするとあるタイミングで、ストンと犬の体から力が抜ける瞬間がきます。
これは、うちの男の子も本当にそうで、リラックスして寝てしまいそうなぐらい、力が抜けたのがわかりました。

そしたら、声をかけながら、いつもは嫌がる場所など全身を優しく触っていきます。

男の子は嫌がることをすると噛みついてきていたので、怖くて、歯磨きは本当に地獄のような時間でした。

ですが、ある日、奥歯をビビリながら磨いてるときに（毎日噛まれ続けてたので）、ちょっと我慢してくれてるような姿を見て「いい子、いい子」と声をかけて続けたら最後まで磨かせてくれました。

そして、その日からなんと歯磨き中に噛まれることはなくなりました。
（ほかのときはあるのですが、それはまた別のときに）

私の考えではありますが、ホールドスチールをしながら、後ろ足、前足、口の中、と触っていきながら「いい子、いい子」と言っていたのが効いたんじゃないかと思っています。

考えてみれば、女の子のときのように、嫌だと思ってることをやられ続けたら、それは嫌になるだろうな、と今になるとわかります。

このことを教訓にして、これからは１つのことだけを妄信して頭でっかちにならずに、ほかの手段はないかと考えられるようになっていきたいと思います。

それでは、また。