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避妊手術をしない場合のリスクとは

どうも、愛犬家の「ちーさん@勉強中」です。

今回は「避妊手術」をする、しないについて書いていこうと思います。
これはぺっとを迎えた人に最初におとずれる、とても大きな問題ではないでしょうか。

実際、最初の愛犬を迎えて動物病院に行って先生の話を聞いて、初めて知ったことがありました。


現在、どうするべきかと悩んでいる人や、これからペットを迎えようと思っている人の悩みの少しでも助けになればと思います。



避妊手術をするまでの私の心の動き


誰でもペットを家庭に迎えると、「避妊、去勢手術をするべきか、しないべきか」という問題に心を痛めると思います。

最初から手術をしようと決めていたとしても、一緒に生活するうちに

「この子に子供を産ませてあげたい」
「私が避妊させることを決めたせいで、手術でもし万が一、命を落としてしまったらどうしよう」
「そもそも健康な体にメスを入れるって、どうなの」

と、決断するまで決断してからも、ペットのことを思えば思うほど、色んな思いが頭の中を駆け巡るんじゃないかと思います。

うちも最初にチワワの女の子を迎えたのですが、小さな体で元気いっぱいに歩いている後ろ姿を見つめて、そんなことを考えながら、もう本当にいっぱいいっぱいになってました。


子犬を産ませても、全ての子犬を責任をもって育てたり、あまりよその犬に興味がないこの子に相手を見つける自信もなかったので、避妊手術しようとは、なんとなく思っていました。

そうは思ってもブログで仲良く暮らしてるワンコちゃんたちが「妊娠しました」とか見かけると、生まれてきた子犬もとても可愛くて、羨ましく思ったりと揺れ動いたりもしてました。


私が避妊手術を決断した病気のリスクについて


獣医さんに避妊手術について相談したとき、手術しなかった場合の、犬の女の子の場合の病気のリスクを説明されました。

・子宮蓄膿症


妊娠をしなかった場合、または妊娠してから期間が開いている場合、5歳を過ぎたごろから宮蓄膿症を発症する可能性が高まります。
これは子宮に膿がたまる病気です。

前回書いた発情期の話で(→コチラ)、犬のメスは年に2回発情期があり、そのとき妊娠しなくても、偽妊娠状態になることがあります。

「子宮蓄膿症」は子宮への細菌感染が原因で起きますが、この偽妊娠状態中に抵抗力が落ちて感染のリスクが高まります。

この病気が起きる確率は、年々高まっていき、4,5歳ぐらいからみられ、6歳ぐらいになると4頭に1頭、約25%、7、8歳ぐらいになると3頭に1頭、約30%、9歳以上だと66%を超える子が発症するといわれています。

この病気は避妊手術をすることで、発症することを完全に防ぐことができます。
避妊手術により、その原因となる子宮を取るからです。
もし万が一、それでも発症してしまう場合としては、避妊手術のときに残されてしまった子宮に膿が溜まってしまって、子宮蓄膿症と似たような症状がでます。

・乳腺腫瘍

乳腺腫瘍とは、犬の乳房にできる腫瘍(かたまり)で、犬の腫瘍の中でも最も多く発生します。
半分の確率で悪性、ガン化するといわれています。

避妊手術をしなかった場合に、避妊手術をした場合に比べて発生する確率は、7倍になるそうです。

そもそも避妊手術をしなかった場合に「乳腺腫瘍」が発生する確率は20%から30%だそうです。

これが、初めての発情がくる前に避妊手術をした場合 0.5%、2回目の発情の間 8%、2回目発情以降 26%まで発生率を下げることができます。

こういう話を獣医さんから聞いて、私は避妊手術をすることに決めました。

ですが、決断はしたもの女の子の腎臓の数値に問題があって、大学病院で診てもらうことになって、とかあって1度目のヒートは向かえてしまったんですが。

まとめ

今回は「避妊しないことによる病気のリスク」だけで長くなってしまったので、次回も避妊をする、しないの前に私が考えたことを書いていこうと思います。

それでは、また。

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