多頭飼い 【先住犬】を優先するべき?
どうも、愛犬家の「ちーさん@勉強中」です。
今回は【多頭飼い】の問題について書いていこうと思います。
仲良くまではいかなくとも、みんなで平和に過ごしていてくれればいいのですが、
我が家のように2頭でも仲良く暮らせていない場合はどうしたらいいのか。
私が色々と対策してきた「しつけ」で疑問に感じたことを書こうと思います。
それでは、いってみましょう。
我が家の【多頭飼い】の状況
我が家の問題
まず、我が家の問題を書きたいと思います。
うちには女の子(チワワ 12歳)と男の子(チワワ 12歳)の2頭がいます。
年齢差は約1歳違いで、女の子のほうが歳上です。
男の子が7ヶ月ぐらいまでは体形の差もあったからか、
女の子が男の子の面倒をみてあげて、普通に暮らしていたのですが、
男の子の元々の性格と体形が同じぐらいになってきたぐらいから、
気に食わないことがあると女の子に攻撃するようになってきました。
それでも女の子のほうが譲る性格なので、
無理に接触しようとせず距離を取って生活していたのですが、
ここ1年ぐらい、どんどん男の子が女の子に対しての
許容度が少なくなってきて、
なんでもかんでもキレてるように感じます。
それで改めて何かできることはないかと調べてみることにしました。
今までに対応したこと
男の子はうちの女の子だけではなく、
自我が芽生え始めてからは
よその犬にも匂いを嗅がれてたり距離が近いことで、
緊張感が高まってくると
攻撃するようになりました。
そういうことを含めて、ドックトレーナーさんがいるカフェで相談したり、
たくさんの犬がいるとこに預けたりしていました。
家の中での様子を撮影して、その様子を見せて相談したこともありました。
【多頭飼い】の問題対策に対する疑問
10年以上暮らしてきた今更になって、
教えてもらったり調べたことに対して
沸いてきた疑問が2つあります。
・先住犬を優先するべき?
・飼い主は犬の関係性に干渉するべきではない?
今回はまず、「先住犬を優先するべき?」という疑問についてです。
男の子を迎えるにあたって色々と調べたときに、
「先住犬を優先するべきだ」という説を見ました。
確かに先に暮らしていたところに、
新しく迎え入れるわけですから、
先住犬にストレスを与えないためにも、
まずは先住犬を尊重するという考え方は納得がいきました。
なのでご飯をあげるのも、
新しいおもちゃを貸し出すのも
できる限り女の子を優先するようにしていました。
ですが、そうするともうひとつの疑問、
「飼い主は犬の関係性に干渉するべきではない」に矛盾が生まれます。
そのまま先住犬がリーダー的な存在になってくれてたら、
先住犬優先で構わないのですが、
我が家のように、あとに来た犬の方がリーダーの素質があった場合、
それでも先住犬を優先するほうがよいのでしょうか?
・優先は絶対「先住犬」だと飼い主が教えきれないことで喧嘩が起きる
・上下関係が決まってることに対して、飼い主が干渉することで喧嘩が起きる
・上下関係に干渉するのではなくて、対人間に対してしてはいけないことを教えるだけでよい
など、それぞれの説がありました。
それぞれの人が、それぞれに出会った犬との経験で
「成功」「失敗」があり、まだ「こうしたほうがより良い」という説が
できていないのかな、という印象を受けました。
私が選んだ解決法
色々調べて私が思ったのは、
先住犬を優先してあげるタイミングは、
もっと先だったということです。
先に一緒に暮らしていた愛犬を大切にすることは当然大切です。
そうであるならば、私は男の子を迎える前にもっと慎重であるべきでした。
うちの女の子はよその犬とも喧嘩もせず過ごせますが、
特に遊んだりする性格ではありません。
本当の兄弟や、もっと気の合う犬とだったら、もしかしたら
ほかのお家で見るような
1頭でいるよりも幸せな生活をできたかもしれませんが、
ほとんどの場合、1頭で飼い主の関心を全て自分だけに向けられた方が
幸せに暮らせる性格だと思います。
それを飼い主の勝手で
「もう1頭いたほうが遊べる相手がいて楽しく暮らせるだろう」
と男の子を迎えてしまいました。
今後は「飼い主は犬の関係性に干渉するべきではない?」
という疑問も自分なりに納得するまで調べて、
そこと合わせて2頭の生活を見守っていきたいと思います。
まとめ
小さなベットの上で、
何頭かの犬がギュウギュウになって眠ってる姿はなどは、
自分の愛犬じゃなくても、
見てるだけで心がとろけるような微笑ましい光景です。
ですが、我が家のような結果になることもあると思います。
今いる愛しい先住犬の性格をいっぱい観察して、
本当にこの子は複数の犬と暮らすことが幸せだと感じるのか、
1度自分たちの思いを抑えて考えてみてください。
どちらも愛しい愛犬が不仲で生活してる姿は
なんともいえない気持ちになります。
我が家を反面教師にして、犬との楽しい生活を。
それでは、また。