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犬の社会化 【しつけ】よりも大切な【社会化】
どうも、愛犬家の「ちーさん@勉強中」です。
今回は犬の【社会化】についてです。
個人的には諸々の【しつけ】よりも【社会化】のほうが何倍も大切だと思っています。
(ちなみにですが、社会化にばっちり失敗しております)
そもそも社会化とはなんなのか、社会化がどう犬にとって大切なのか。
では、いってみましょう。
そもそも【社会化】とは
私もワンコと暮らすまで、犬の社会化というものを知りませんでした。
だけど、色々調べたり、実際犬を育ててみると、それはとても大切なことだと実感しました。
犬の社会化とは、生後約3から12週間前後という、すごい早い時期に、これから生きていくためのルールを学ぶことです。
生まれてすぐに親や兄弟から、その後はよその犬や猫と触れ合うことで、犬として困ることなく過ごしていくための大切なことを学んでいきます。
犬は人間とも暮らしていくことになるので、人間との関わり方も学んでいくことが必要になります。
これは【しつけ】のように教えて覚えてもらうというとは違って、人間や動物、または色んな環境などに触れ合うことで自然と覚えていくことなのです。
犬の社会化期
犬の社会化期は生後3週前後から12週(3ヶ月)前後といわれています。
子犬は生後3週間ぐらいから兄弟とたくさん遊ぶようになり、そこから噛みつく力の程度や、相手が噛まれて声をあげたら力を弱めるなどを学んでいきます。
また生後6週間ぐらいになると母犬が、子犬が乱暴すぎたら甘噛みしたりひっくり返したりと「教育的指導」がはいります。
人間が子犬を飼い始めるのは生後7から9週目ぐらいが最適な時期だそうです。
また6から8週目までは、母犬や兄弟から離すべきではないそうです。
その前に母親や兄弟との離してしまうと、大切な学びを得られないのはもちろん、犬との触れ合いがないまま生後12週後まで続くと、ほかの犬への恐怖や攻撃性がでることが報告されているそうです。
また16週目までに人間ともまったく触れ合わないと、人間を怖がるようになるということです。
ワクチン接種との問題
子犬を迎えたとき、ペットショップや獣医さんから「ワクチン接種が終わるまでは外に出さないように」と伝えられます。
母犬からの抗体が少なくなるので、感染症予防のため必要になるのですが、普通、3回のワクチンが終了すると生後4ヶ月ぐらいになってしまいます。
その頃にはもう短く大切な社会化が終わってしまっています。
子犬の生後4ヶ月目までに対して、トレーナーさんが作ったしつけの教材を見たとき、医療の目から見た意見と、トレーナーさんの目から見た意見があるというのを知りました。
ほかの子と触れ合うことで感染症になるも困るけど、触れ合わないことで犬を怖がるようになるのも困る。
なので、抱っこして散歩するとか、短い時間だけ散歩させて遠くから、よその犬を見るなど、飼い主さんの工夫というか心持ちによると思いました。
犬の【社会化】、どうでしたでしょうか?
すごい早い時期にある程度できあがってしまう社会化、とても大切なことなのに私はなにも知らずに、我が家の犬のその大切な時期を過ごしてしまいました。
次回は、我が家の愛犬たちの社会化をどう過ごしたかを書きたいと思います。