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自給自足のすすめ〜貧すれば鈍する

自給自足生活をするとなにが良いのか?

自分の生活を見つめ直すことができる。

普段の貨幣経済社会にいると自分が何に支えられているのかわからず、
感謝が生まれにくい。

そして常に精神的に貧しくなっていく。

この精神的貧しさが問題である。

貧すれば鈍するという言葉がある。

貧乏になると生活の苦しさから知恵まで働きが鈍くなり、平気でさもしいことまでするようになるという意味である。

貧乏とは経済的貧しさではなく、精神的貧しさが本質であるように思う。

資本主義の中にいると「自分には足りない」で満たされる。
マーケティングや広告に満たされた現在は、貴方には美しさが足りないと宣伝されるから化粧品や美容品を購入する。
その美容品を使ってもいない芸能人のCMを観て、私もこの芸能人みたいになりたいと思い買わされている。
本当に必要としていないものを買わされている。

広告に溢れた現代は常に満たされないようにされている。
広告はその商品を買ってもらうための宣伝なので、貴方はそもそも満たされていますよなどとは絶対に言わない。

常に満たされない社会で必要なのは自分が満たされているということに気がつくことである。

それを一番教えてくれるのは自給自足である。

自分で野菜を育てれば、普段買っている野菜の大切さがわかる。
農家への感謝が生まれる。

今までスーパーでキャベツ1個100円などで売られていた時代、
スーパーは2割ほどの利益を乗せるので原価は80円ほどになる。
運送費用やJAなどの卸業者の分はそこから引かれるので、農家が育てたキャベツは1個20円くらいで売られていたことになる。

農家への感謝が生まれれば、農家へ還元できる購入方法を取るようになる。
農家の減少も食い止められるはずだ。

水も近くの湧き水から汲んでくると、水にも感謝でき大切に使う。

電気も自家発電すれば、節電をより意識できる。

お金で解決しているから、節約としての目的になっている。
節約なのでそれほど重要視しなくなる。

本来は資源に感謝して大切に使うことであり、お金を節約する目的ではない。

地球の資源を有り難く頂いていることを理解する。
すると常に満たされていることに気がつくはずです。

貴方の生活はとても満たされているのである。
幸せは貪欲な人には永遠にやってこない。
青い鳥と同じで、実はもう幸せに満たされているはずです。

気が付けないならできる範囲から自給自足してみましょう。
貴方が何に支えられているのか気がつけるはずです。

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