なぜ食料危機は起きるのか
食糧危機が起きる要因は何でしょう。
私は都市部への人口流出と考えます。
給料と仕事を求めて都市部へ人は移動します。
そのことで地方の人口が減少しています。
地方では消滅可能性都市などと呼ばれ、持続可能な地域ではなくなってしまっています。
しかし都市で生活する人の食料を供給しているのは地方です。
都市部で自分たちが暮らす分の食料は生産されていません。
都市部で生活している人を支えているのは地方なのです。
その地方が消滅していけば、都市部への食料供給が減少していきます。
それが令和の米不足の要因の一部にも繋がっている訳です。
農業の高齢化により、これから更に生産人口が減少していきます。
地方の消滅は都市部の消滅にも繋がっていきます。
また日本は食料自給率が低く、海外から食料を輸入しています。
発展途上国から安く輸入していたので、まだ良かったですが、世界的な物価上昇や円の価値が低下したことで、他国に買い負けるようになりました。
中国の発展で圧倒的需要が高まり、中国に買い負けます。
今までの値段では食料を買うことができなくなりました。
そういう中国も日本と同様で都市部に人が流れています。
生活の豊かさを求めて農村地帯から都市部への移動は、世界中で起きています。そのことでどの国も食料供給ができなくなってしまったのです。
それでも自給率が高ければ、自国民を優先して食料供給ができますが、自給率の低い日本は自国民を守れません。
都市部で生活している人がどのような人たちから恩恵を受けて、生活できているのかを見つめ直さないといけません。
食料問題が表面化したとき、社会不安が高まり治安の悪化も招きます。
今のような連続強盗がもっと多くなってきます。
お店への強盗や窃盗も増加することでしょう。
最近でも車の窃盗が多発しています。
これ以上犯罪が多発した場合、お店も倒産するしかなくなります。
食料危機について、
国民が意識をして対策しなければならないかもしれません。