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神戸の光の祭典「KOBE ルミナリエ」30周年を迎えて

今年で30周年を迎える「KOBE ルミナリエ」が2025年1月24日から2月2日まで開催されます。「夢灯す、光の彫刻」をテーマに、東遊園地とメリケンパークの2会場で開催される今回は、30年の歴史に相応しい特別な催しとなっています。

ルミナリエの誕生と意味

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。この未曾有の災害からの復興を願い、同年12月に第1回目のルミナリエが開催されました。イタリアの光の装飾技術を活かした幻想的なイルミネーションは、「希望の光」として多くの人々の心を癒し、勇気づけました。

広告のキャッチコピー「30年の光、永遠に輝く希望(30 anni di luce, una speranza che brilla in eterno)」には、震災からの復興と、これからも続く神戸の未来への願いが込められています。

今年の見どころ

今回は2つの会場で開催されます:

  • 東遊園地会場:旧外国人居留地エリアの歴史的な雰囲気と光の共演

  • メリケンパーク会場:港の景観と調和した幻想的な光の空間

入場料は平日500円~、土日祝1,000円~(メリケンパーク会場の一部は有料)となっています。

ルミナリエの意義

ルミナリエは単なる冬の風物詩ではありません。震災の記憶を伝え、復興への感謝と希望を分かち合う場として、神戸の重要な文化的イベントとして定着しています。30年という節目を迎え、その意義はますます深まっているように感じられます。

かつての悲しみを乗り越え、まちの復興と発展を象徴する光の祭典。今年も多くの人々が、美しい光のアーチの下で、神戸の歴史と未来に思いを馳せることでしょう。

ぜひ、この歴史的な30周年の「KOBE ルミナリエ」に足を運び、神戸の復興の軌跡と、未来への希望を感じていただければと思います。

*※イベントの最新情報や変更点については、公式サイト(https://kobe-luminarie.jp/)でご確認ください。

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