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独学精神医学

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精神医学を独学するうえで興味を持ったテーマ、覚えておきたいことなどをアウトプットしています!
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記事一覧

【独学精神医学#6】感情障害とは?うつ病と双極性障害について徹底解説

今回は、統合失調症と並んで深刻な精神疾患ともいわれている「うつ病」、および「双極性障害」についてをまとめてみました。 特に「うつ病」は、精神疾患の中でも一番馴染み深い疾患なのではないでしょうか? とはいっても、具体的にどんな病気?と聞かれると、詳しく答えられる方は少ないと思います。 このような基本的な部分をまとめていますので、どうぞご一読ください。 そもそも「うつ病・双極性障害」とは?まず、「うつ病」と「双極性障害」は、どちらも「感情障害(気分障害)」に分類されます。

【独学精神医学#5】統合失調症とは?原因から症状・治療法まで徹底解説

「統合失調症」という言葉をよく耳にするようになったと感じるのは、私だけでしょうか? うつ病、不安障害に並んで発症数が多いとされる統合失調症。調べてみるとなんと日本で約80万人(100人に1人弱)も発症しているということが分かりました。 今回は、そんな統合失調症について、病因や診断基準から症状の特徴・治療法までを網羅的にまとめてみました。 このような基本的な部分をまとめていますので、どうぞご一読ください。 基本情報統合失調症はもともと「精神分裂病(Schizophren

【独学精神医学#4】自分を見失う「自我障害」とは?自我障害と精神疾患まとめ

「自分」に対する意識のことを、「自我意識」といいます。 一般に私たちは、以下のような自我意識を持っていることでしょう。 しかし、過度なストレスやトラウマによって精神障害を患うと、この自我意識が喪失してしまう場合があります。 今回はそんな、「自我障害」についてまとめてみました。 自我障害➀ 離人感離人感とは、自分自身が現実から切り離されたように感じる状態をいいます。自分の存在や感情、身体の感覚や行動に実感が持てなかったり、外界からの疎外感を強く感じたりします。 「自分

【独学精神医学#3】人生の中で起こりうる精神疾患をまとめてみた

今回は、どの年齢でどんな精神疾患が多くみられるのかを簡潔にまとめてみました。それぞれの年代の社会的状況・課題を踏まえて解説しています。 最後には、それぞれの疾患の特徴もまとめていますので、そちらもご覧ください。 乳児期(0~1歳)生まれてから言葉を発し歩き始めるくらいの時期をいいます。 この時期に親の親としての心理的な準備不足などによる虐待・ネグレクト(育児放棄)が発生すると、後の愛着障害につながる危険性があります。また遺伝的要因によって引き起こされると考えられる精神発

【独学精神医学#2】覚醒レベルと精神障害の関係性

今回は、精神医学の基礎として必要不可欠な覚醒レベルと精神障害についてまとめてみました。 先に述べておきますが、この記事は睡眠などの覚醒レベルが精神障害にどう影響するかなどではなく、医学的な症状としての覚醒レベルの低下がどのような疾患で多くみられるかをまとめておりますので、ご了承ください。 覚醒レベルの判断|JCSとGCSまず「覚醒レベル」とは、患者がどのくらい意識を保ち、どのくらい外部からの刺激に反応できるかの度合いを言います。 病院での診断においては、脳機能の異常を早

【独学精神医学#1】脳の基本構造と障害の関係性

普段は大学で視覚などの感覚機能や情動などについて勉強しているのですが、少し時間に余裕ができて独学で精神医学を学んでみたいなと思ったので今日から色々まとめてみることにしました。 気になったこと、大事だと思ったことのみアウトプットしていく形です。 第1回目は、脳(特に大脳)の基本的な構造と障害の関係性をまとめてみました。 大脳とは?脳は大脳・間脳・延髄・橋・小脳と様々な部位に分類することができますが、最も大きい体積を占めているのが大脳です。 大脳は高次機能を担う領域を多く