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町工場でのBtoBマーケティング支援|成果と現場のリアルレポート

私がBtoBでご支援している企業の現場レポートです。

カッコいいソリューション!✕
キラキラ系コンサル!✕

とも違う「事業に入り込む」かたちをとっているため、

泥臭い〇
生々しい〇

を大切に書いています。
もしご好評であれば現場レポート企画を今後も続けますので
是非コメントください!

事業承継の悩みを抱える中小企業との出会い

ご支援したのは、金属加工技術をもつ町工場。
60年もの非常に長い歴史のある中小企業です。

今回、事業承継のタイミングで「新規取引先を開拓したい」というお悩みからご相談をいただきました。

この企業は長年、既存の取引先との関係に注力しており、新しい営業先へのアプローチは未経験。

当然、マーケティング部署は存在せず

初めてのBtoBマーケティングというスタートラインに立ちました。

私が工夫した点を2つ紹介します。

工夫①|コミュニケーションの工夫~専門用語を一切排除~

支援を進めるうえで最初に取り組んだのが、
コミュニケーションの最適化です。

カタカナ語や「CPA」「CTR」などの英字略語を完全に排除し、
分かりやすい言葉に置き換えました。

例えば、SEOの話をする際も

SEO✕
検索で上位に出るための工夫〇

と言い換えるなど、相手の理解を最優先にしました。
この工夫が、社内での認識の統一や意思決定のスピード向上につながりました。

WEBマーケティングでは、カタカナと英語3文字があふれています…
ここについていけない中小企業も多いはず

工夫②現場への密着~信頼構築とインサイトの発見~

支援の初期段階では、実際に工場を訪問
機械の動きや作業員の手仕事を間近で見ながら、企業が持つ「技術の強み」を深く理解しました。

この密着型のアプローチは、単にデスクで戦略を立てるだけでは見えない「現場ならではの課題や魅力」を発見することに大いに役立ちました。

また、実際に足を運び、社員の方々と会話を重ねることで、
私自身が「1社員」として受け入れられる関係性を築くことができました。

さらに、現場に行くことで、

支援という一方通行の関係✕
「教えていただく」という、双方向の関係〇

になるのも大いに信頼構築に役立ちました。

これにより、社内に「外部の人間が提案する新しい試み」という拒否感を与えず、スムーズにプロジェクトを進行できました。

実際の工場の中。どこが何のライン…?
という疑問も丁寧に教えていただきました。

成果|1年で10倍のインプレッションと新規受注

支援の中で行ったのは、以下の取り組みです。

  1. 戦略づくり
    競合調査や市場分析をもとに、効果的な戦略を策定しました。

  2. ホームページのリニューアル
    シンプルで分かりやすい構成に改善し、魅力的な写真やキャッチコピーを採用。

  3. SEO対策の徹底
    キーワード選定からコンテンツ制作までを一貫して実施。結果として、インプレッション数が1年間で10倍に増加。月数件の安定した反響が得られ、実際の売上成立にもつながりました。

1年間でインプレッション数が10倍に。
単に流入が増えただけではなく、
実際の反響→商談→成約につながることが重要

その先へ|DX支援とアップセル

ご支援の結果、
新規取引が増加↑
企業の成長基盤を構築することができました。

このことをきっかけに、
さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援や、
追加のご提案など、長期的なパートナーシップを築くことができました。

これは、私のビジネスとして、
1つの御支援の成果➡アップセル
につながった良い例でもあります。

ご支援を提供する側としての最高の結果とは、

営業も不要✕
新たなご支援が始まる or 新たなご紹介をいただける〇

ことと考えています。

「仕事の成果は、仕事で返ってくる」
と言っていた先輩の言葉を思い出します。

終わりに|現場と数字のバランスが成果を生む

少ないリソースの中で成果を最大化するためには、

現場への密着
コミュニケーションの工夫
定量的な分析

の3つが不可欠だと改めて感じました。

そして何より、クライアントとの信頼関係がすべての土台になります。
今回の支援は、私自身にとっても
「現場に寄り添うことの重要性」
を再認識するきっかけとなりました。

以上、町工場でのBtoBマーケティング支援の現場レポートです。

もしご好評であれば現場レポート企画を今後も続けますので
是非コメントください!

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