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町工場でのBtoBマーケティング支援|成果と現場のリアルレポート
私がBtoBでご支援している企業の現場レポートです。
カッコいいソリューション!✕
キラキラ系コンサル!✕
とも違う「事業に入り込む」かたちをとっているため、
泥臭い〇
生々しい〇
を大切に書いています。
もしご好評であれば現場レポート企画を今後も続けますので
是非コメントください!
事業承継の悩みを抱える中小企業との出会い
ご支援したのは、金属加工技術をもつ町工場。
60年もの非常に長い歴史のある中小企業です。
今回、事業承継のタイミングで「新規取引先を開拓したい」というお悩みからご相談をいただきました。
この企業は長年、既存の取引先との関係に注力しており、新しい営業先へのアプローチは未経験。
当然、マーケティング部署は存在せず!
初めてのBtoBマーケティングというスタートラインに立ちました。
私が工夫した点を2つ紹介します。
工夫①|コミュニケーションの工夫~専門用語を一切排除~
支援を進めるうえで最初に取り組んだのが、
コミュニケーションの最適化です。
カタカナ語や「CPA」「CTR」などの英字略語を完全に排除し、
分かりやすい言葉に置き換えました。
例えば、SEOの話をする際も
SEO✕
検索で上位に出るための工夫〇
と言い換えるなど、相手の理解を最優先にしました。
この工夫が、社内での認識の統一や意思決定のスピード向上につながりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737012057-ma7nlwPT3NucOGMdvyeF0XKH.jpg?width=1200)
ここについていけない中小企業も多いはず
工夫②現場への密着~信頼構築とインサイトの発見~
支援の初期段階では、実際に工場を訪問。
機械の動きや作業員の手仕事を間近で見ながら、企業が持つ「技術の強み」を深く理解しました。
この密着型のアプローチは、単にデスクで戦略を立てるだけでは見えない「現場ならではの課題や魅力」を発見することに大いに役立ちました。
また、実際に足を運び、社員の方々と会話を重ねることで、
私自身が「1社員」として受け入れられる関係性を築くことができました。
さらに、現場に行くことで、
支援という一方通行の関係✕
「教えていただく」という、双方向の関係〇
になるのも大いに信頼構築に役立ちました。
これにより、社内に「外部の人間が提案する新しい試み」という拒否感を与えず、スムーズにプロジェクトを進行できました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737010943-QIk5mGaSwYp2FivdzVobK7Dx.jpg?width=1200)
という疑問も丁寧に教えていただきました。
成果|1年で10倍のインプレッションと新規受注
支援の中で行ったのは、以下の取り組みです。
戦略づくり
競合調査や市場分析をもとに、効果的な戦略を策定しました。ホームページのリニューアル
シンプルで分かりやすい構成に改善し、魅力的な写真やキャッチコピーを採用。SEO対策の徹底
キーワード選定からコンテンツ制作までを一貫して実施。結果として、インプレッション数が1年間で10倍に増加。月数件の安定した反響が得られ、実際の売上成立にもつながりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737011495-4LuGtesyHrX6g7bqRmz15J2D.png?width=1200)
単に流入が増えただけではなく、
実際の反響→商談→成約につながることが重要
その先へ|DX支援とアップセル
ご支援の結果、
新規取引が増加↑
企業の成長基盤を構築することができました。
このことをきっかけに、
さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援や、
追加のご提案など、長期的なパートナーシップを築くことができました。
これは、私のビジネスとして、
1つの御支援の成果➡アップセル
につながった良い例でもあります。
ご支援を提供する側としての最高の結果とは、
営業も不要✕
新たなご支援が始まる or 新たなご紹介をいただける〇
ことと考えています。
「仕事の成果は、仕事で返ってくる」
と言っていた先輩の言葉を思い出します。
![](https://assets.st-note.com/img/1737012157-ZKcQhJTeDyrxB1H5FWlYCLa8.jpg?width=1200)
終わりに|現場と数字のバランスが成果を生む
少ないリソースの中で成果を最大化するためには、
現場への密着
コミュニケーションの工夫
定量的な分析
の3つが不可欠だと改めて感じました。
そして何より、クライアントとの信頼関係がすべての土台になります。
今回の支援は、私自身にとっても
「現場に寄り添うことの重要性」
を再認識するきっかけとなりました。
以上、町工場でのBtoBマーケティング支援の現場レポートです。
もしご好評であれば現場レポート企画を今後も続けますので
是非コメントください!