息子の初めての運動会で感じたこと

本日は、息子の幼稚園での初めての運動会を見て心を動かされた話をシェアしたいと思います。予報では悪天候が予想されていたものの、幸いなことに晴れ、素晴らしい運動会日和となりました。

運動会のオペレーションと工夫

まず、私が感心したのは、幼稚園側の運営オペレーションです。特に、保護者に対する配慮が素晴らしかった。混乱しがちな【子ども×イベント】というジャンルだと思いますが、保護者は原則2名まで、1名は応援席で座って観覧し、もう1名は後ろで立って撮影をするというシステムが導入されていました。この仕組みによって、前方での撮影争いを避けつつ、撮影したい保護者のニーズも満たす工夫がされていたのが印象的でした。

年少の親として初めての感情

私は普段、あまり感情を表に出さないタイプだと言われることが多く、ビジネスの世界では冷静さを保つことが求められる場面が多いです。しかし、今回の運動会では、年長さんのクラス対抗リレーを見て、二度涙がこみ上げてきました。

まず最初の場面は、青組が圧倒的にリードしていた中で、途中から赤組の男の子が一気に差を縮めて逆転した瞬間です。一生懸命1位を獲ろうとする姿に、観客の応援も最高潮に達し、私自身も思わず涙がこぼれそうになりました。

もう一つの場面は、その後、赤組の次の走者にバトンが渡り、その女の子が懸命に走る姿が、感情をゆさぶりました。おせじにも運動が得意そうではなかったその子が、必死の形相で1位を死守するんだという走りには、覚悟が感じられました。無我夢中で走る子供たちの表情には、純粋さと必死さが詰まっており、見る者の心を揺さぶるものがありました。まるで、自分の子供を応援しているかのように感情移入してしまい、この瞬間もまた涙がこみ上げました。

頑張る姿に心を打たれる親心

これまで私は、「頑張る姿が美しい」という考え方は、どこか親のエゴであると捉えていました。例えば甲子園を代表とする、「若い人が頑張る姿は美しい」というシーンにはどこか違和感がありました。しかし、親になり、自分の子供を含めて他の子供たちが一生懸命頑張る姿を見ると、自然と応援したくなるものだと気づかされました。

この運動会を通して、単なるイベントを超えた、心から応援したいという気持ち、そして頑張る姿がどれほど人の心を動かすものかを、深く感じることができました。

今回、ビジネスとの関連性についてはあえて言及しませんが、子供たちが全力で取り組む姿には、大人が日常で忘れがちな純粋なエネルギーを感じさせられた一日となりました。


いいなと思ったら応援しよう!