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修行僧|ネパール
※写真はAIの生成画像なので、実際の人物や記事内容とは関係ありません。
今日はネパールの修行僧について紹介したい。
ネパールはエベレスト(チョモランマ)
の山も有名なので、
国名くらいはたいていの人は知っていると思うけど、
一応地図でどのあたりにあるのかくらいは確認してほしい。
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ネパール国概要
正式国名:ネパール(以前の「ネパール連邦民主共和国」から変更)
人口: 約3,000万人(2022年)
面積: 14.7万平方キロメートル(北海道の約1.8倍)
首都: カトマンズ
北側にヒマラヤ山脈
インドと中国に挟まれた内陸国
さて、
今日お話したいのは
現地の「修行僧」についてだ。
仕事の都合で
首都カトマンズとポカラを時折往復していた。
車での移動ではあるけど、
現地の人たちの生活の様子を
窓の外に見ていた時のこと。
移動途中の窓から見えたのは、
丘の頂上にある小さな建物だった。
違和感を持ったのは、
生活するにはあまりにも小さな建物で、
4本の柱と屋根はあっても、
壁がない。
床はちゃんとあるようだったので、
家畜等の動物が使うことを前提とした
建築物とも思えない。
それでもやはり人間が生活上で
必要なものにも見えない。
横になる程のスペースすらないと
思えたので、
現地の運転手に
あれは何なのか聞いてみた。
すると返ってきた答えは、
「修行僧」が修行するための場所、
とのことだったのだ。
ここで自分は「はぁ~~っ???」となった。
自分の生活と言えば、
仕事してお金(給料)をもらって、
酒のんで寝る、
といった意識くらいしかなかったのに、
こういう人たちは、
「悟りを得る」ための修行をしている。
そんな人生もありなのかと、
結構ショッキングだった。
日本のお坊さん達は
そういう意識で修行しているのかな。
結構普通に暮らしているように思えるのだけど、
どなたかお坊さん達の生活に詳しい人は
教えて下さい。
その後もさらに車で進みつつ、
今度は別の場所において、
白くて長いあごひげを持ち、
白い腰巻きと杖を持った
10人程度の集団を見かけた。
何だか古代の文化を紹介している
歴史の関係書でしか見たことがないような光景だった。
そこでまた現地スタッフの運転手に聞くと、
「ああ、あいつらはインドから来た修行僧だよ。」
とのことだった。
またもや「ええ~~っ」となった私だけど、
何しろ現代社会の中で
そういう人たちが存在すること自体が信じられず、
我が目を疑ったというのはこのことだよ。
宗教については詳しくないので
そういう人たちのことは全然予想すらしていなかった。
運転手は何だか不快そうな返事をしていて、
「普通の人は皆家族を養うので大変なのに、
あいつらは頭おかしいのだよ。」
とブツブツ言っていた。
ちなみに
お釈迦様の生誕地は
一般的にはインドのイメージがあるかもしれないが、
正確にはネパールの「ルンビニ」という場所で、
現在ではユネスコ世界遺産にも登録されているとのことだ。
(後日調べて分かった)
目の前の生活のことくらいしか
考えていなかった私にとっては、
こういう生き方もあるのかと思って
強く印象に残ったよ。
以上