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骨董品|インドネシア

今日はインドネシアの首都ジャカルタで見かけた
骨董品について紹介することにした。

インドネシアと言えば
日本からの距離も近い方なので
知っている人もある程度いると思うけど、
お勉強のために地図と概要を掲載しておく。


インドネシア位置図

インドネシア国概要
人口:約2.70億人(2020年、インドネシア政府統計)
人口構成:総人口の5割が30歳未満
国土面積:約192万平方キロメートル(日本の約5倍)
言語:公用語はインドネシア語
産業:製造業(19.2%)、農林水産業(13.2%)等
首都::ジャカルタ
民族::約300の民族がおり、主にマレー系(ジャワ人、スンダ人など)
宗教::イスラム教が86.69%と最多


首都ジャカルタでのことだ。
たまたま「Antique(骨董品)」と
看板の出ている店が数軒並んでいた。

特に強い関心があるわけでもないけど、
何かお土産程度になるものでもないかと思って
立ち寄ってみた。

民芸品とも異なるので、
別に見なくてもいいかなとも思いながら
車を降りて店の入口に近づいていった。

すると店の周辺(屋外)で、
何人かの職人らしき人たちが、
トンチンカンチンと
何かを作っているように思えた。

建築工事や改修工事等とも違う感じで、
金属製の何かを作っている様子だったので、
何を作っているのか聞いてみた。



すみません。
こちらで何を作っているのですか???

職人
はい、骨董品を作っています。


ええ~~っ、
骨董品を作っていたら、
もはや骨董品とは言わないのじゃないの???

でもそこでツッコミを入れても
彼らも生活のためにやっているだけだろうから、
何も言わずに立ち去ることにした。

その時点でお店の中に入る気もなくしたので、
結局何も買わずに、
店内を覗くこともせずに
車に引き返してホテルに戻ったよ。

日本だとありえないような状況だと思うけど、
思い出すだけで吹き出しそうになる
出来事だった。

自分にとっては、
欧米の先進国に行っても
あまり何も感じないのだけど、
やっぱり途上国の方が面白いと思った。

先進国でも
もちろん国によって
異なる文化や歴史や町並み等があるのは確かだ。
でも生活に必要な物はたいてい揃っているし、
カルチャーショックと言える出来事も少ない。

一方で開発途上国と言われるところでは、
何しろ何が起きるのか
全く予想できないことも結構あるので、
自分にとっては笑える話も笑えない話もあるとは言え、
あらゆる面で勉強になると思った。

政治、外交、経済、観光事情等といったことは
ある程度事前に調べることもできるけど、
実際に行ってみると
全く予想もできなかったことがあるので、
これだから途上国での仕事はやめられないと思った。

以上

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