「1=1≧X 」「 1+1=2≦X」
私はGRFの担当と一緒に、茨城県1部リーグに所属する社会人サッカーチーム「水戸ホーリーホックC&L」の監督もやらせていただいている。
活動日は平日の夜2回と日曜日。6月5日に前期リーグの日程を全て終え、後期リーグの開幕まで少し時間が空く中で、9日(木)のトレーニングでは、何人かの選手と面談をした。全ての選手に確認をしたのは、以下の2つのこと。
・なぜサッカーをやっているのか?
・社会人は自分だけではなく、周りを巻き込むことができるかが大事。
1つ目の質問に対して、全員が「サッカーが好きだから」という答えだった。ホーリーホックのTOPチームの選手も「Make Value Project」と研修を通じて、他人の実体験や日常の価値観、使命感にふれることで、自分が「なぜサッカーをやっているのか?」という答えをより鮮明に言語化している。
TOPチームのようにいかないまでも、C&Lの選手にももう少し掘り下げてそこを意識してほしいということを伝えた。
2つ目に関して、若い選手が多い中で、社会において学生の時より多くの人を巻き込める人が重宝されるという会話をした。だから発信できることは大事で、年齢が重要ではなく、自分がチームを変えるために発信していこうという会話をした。
昨日よりニンニクの収穫が始まった。
昨日はアカデミースタッフが手伝ってくれていた。順調に収穫は進んでいたが、収穫のラストに突然の雨に見舞われ、干していたニンニクが全て濡れてしまい、早急に乾燥させないと悪くなる恐れがあるという最悪な状態になってしまった。
さらに、①茎&根を切る。②皮を剥く。③干す。という工程が思いのほか進まず、
私の想定以上の作業量だった。結局、0時を過ぎるまで作業をするも、全体の工程の半分も進まず。。。
そして今日、朝イチで社内連絡ツールにてニンニク処理の現状を伝え、ヘルプを出すが返信なし。。。今日中の作業完了を絶望的に感じながら、藁にもすがる思いで、ツイッターで午後から一緒に作業をしていただける方を募集した。
(急なご連絡で本当に申し訳ありません)
そこから、一筋の光が。。。連絡なしで作業場に来る同僚、何時ならいけるよ〜と連絡をくれる同僚、ツイッターでも「行きます!」と何通かのDMが!
作業場で干す人とアツマーレで皮を剥く人に分かれ、サポーターの皆様もアツマーレに合流。
作業には、AKB監督や選手達も自主的に手伝いに来てくれ、いろいろな話をしながら作業をした。
「1=1≧X 」「 1+1=2≦X」
ニンニクを育ててみてわかったこと。
農業は1人で作業をするものではない。※個人の感想です。
1人で1人の仕事量を常に発揮することは難しく、
2人以上だと単純作業をしながら、日頃しないような深い話をできる空気ができ、人数以上の力を発揮できる。
「人」と言う字は支えあってできている。
なるほどね!!
だから、巻き込むことって大事なんだと再確認。
サポーターの皆様と写真を撮って、ありがとうございましたと皆様をお見送りし、
作業場に戻りニンニクを干す作業。
作業場から水戸事務所に行き仕事してから作業場に戻ってきてくれるスタッフ、活動終わりに駆けつけてくれるアカデミースタッフ、アツマーレでの仕事後に駆けつけてくれるスタッフ。
熱い!!!!!!
皆様のおかげで、ついにそのときが!!!!
「なぜ、水戸ホーリーホックで働くのか?」
もっとスポーツを通して〜とか、もっとサッカーの価値を〜とか、いろいろあるけど、単純にこのクラブスタッフの暖かさ、サポーターの暖かさ、サポーターとの距離感、TOPスタッフと選手の距離感等々、直感的に「水戸ホーリーホックが好きだから」と素直に答えられる事象で埋め尽くされた1日でした。
アツマーレまで駆けつけてくださった皆様、Twitterを拡散してくださった皆様、仕事仲間の皆様、本当にありがとうございました!!
明日も勝ちましょう!!
GRF 佐野