果たせぬ愛のつづき
こめかみにそっと口づけをした気配を
確かに感じ
そのまま身を委ねた我が身にヒトは
奇妙な渦を見るのかも知れないな
オソロシイモノなんて馬鹿げてる
いつまでもいつまでも
ワカは僕に愛をくれたのに
なのにアイを知らないと
伝え続けた彼をキミらの叫びは
ようやくボクと僕に届いてワタシを作る
なんて
そんな
ソレこそ奇怪妙のキテレツだ
ねえ
出来なかった喧嘩をしてよ
あの子とワカギミに華を添えるケンカだよ
そう
アノ物語の相手役には役不足なのは重々承知
だから
僕を今もひとりにしてもらっても
無問題
結局僕らは【愛】を食べ尽くしても終わらない
恋をワカ
きみとあのこが
ぼくのメのまヱ
恵みの雨を
今度は君が
あたらしい形で
ボクが君らの選んだあのウタヒメと重ねて
歌わせるのだ